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02.8/23 仕事

わたしの仕事は、一応(?)バッグ作家だったりしますがなんとなく、まだ「仕事」というとえらそうな感じがしてしまうので、
「シゴト」くらいにしておきます。
バッグのほかに、今はお店だけでですがランチョンマットや、コースターやなべつかみなんかも作っていたりします。
そんなのを、ちょっと紹介。(写真上)
お店で作る分は、できたら送る。。という感じなので、数もとても少ないのですが、たまにお店で、
couleurさんの作品を買いました!などメールをいただくときは、1点ものに近い作品だったりするのでとても嬉しかったりします。

わたしの作品つくりは、お店からはじまりました。
大阪に1人暮らしをしていた頃、ある雑誌の記事をみて、ふとわたしもバッグや雑貨をつくるような人になろう。と思いたち、
1晩で作品を数点つくって、早速アポなしでお店に売り込みにいきました。
今考えると、なんて恥ずかしい・・・。というスタートでした。
持っていった先では、案の定作品を、受け入れてもらうことはできませんでしたが、お店できつい批評を受ける度に、
チクショー今度こそは・・!と、泣きそうになりながらも、負けん気で作品を作りつづけたのでした。
なんであんなパワーがでたのか、今ではとても不思議です。今ではとても・・(笑)
まわりは、就職活動で頑張っていた中、なにかに反発したかったのかも。とも思います。
でも、そんなことをくり返しているうちに知り合いのつてで、松本市の「スタンダードスタイル」というお店で、
作品を見てもらえることになり、そして意外にも担当者に作品を気にいってもらえ、お店で作品をおいてもらうことになったのです。
最初は、値段も安いものだったせいかすぐに売り切れになりました。
その後も、どんどん作品を作りつづけているうちに何件かの問い合わせをいただき、HPを作る次第になったわけであります
。。。。つづく。(笑)

今でも、スタンダードスタイルさんでは作品を置かせていただいているのですが、スタッフの方に
「アヤコちゃん、最近だんだんうまくなってきたね。」と声をかけてもらった時は、なんだかとても嬉しくて、
少しだけ自信がついたような気がします。

これからも、作品を実際手にとって見てもらえる場がふえるように、少しづつお店もふやしていきたいな。
と思っています。個展なんかもね。
「シゴト」から、「仕事」に変わる日はいつかしら。と思いつつ。。

02.8/10 日常を素敵にかえるひみつ

最近出会った、素敵な本を紹介。
堀井和子さんの「朝ごはんの空気をみつけにいく」。
堀井和子さんの本は、いつも素敵な暮らしぶりがいっぱいつまっている本ばかり。
今回の本は、「朝ごはん」のおはなし。
実はわたし、「朝ごはん」が少し苦手だったのです。起きののわたしのおなかは、食べ物のことを考えると
少し気持ちがわるくなってしまうくらい。
長い間朝ごはんは、わたしにとって『無理矢理食べているもの』でした。
だけど、この本に出会ってから少しだけいつもより、朝ごはんを楽しもうかな。という気持ちになりました。

そんな時福岡のお友だち、こけももさんからカレルチャペックの「オレンジ紅茶」をいただきました。
かわいいイラストの袋をあけると、つんとオレンジの香り。
ひさしぶりに(!)朝からお湯をわかして、小さなポットで紅茶をつくりました。
いつもは、朝ごはんはパン半分と、冷蔵庫に入っている麦茶かオレンジジュースくらい。
でもその日は小さな赤いおなべで、たまごを、1つゆででみることにしました。
ゆであがったたまごは、殻をむいてつぶして、マヨネーズをからめて少しだけ、しおこしょうをまぶします。ぱらり、ぱらり。
つぶしたたまごは、まだトーストしていない食パンにいっぱいにぬります。すきまがないくらい。
それからオーブントースターで4分。チン!という音と一緒にたまごとマヨネーズのどこか甘いかおりが台所にひろがります。
・・・なんだか、おなかがすいてきたみたい。
最後に焼きあがったたまごパンに、スライスしたきゅうりをのせます。
さっきつくったオレンジ紅茶は、少しだけお砂糖をいれて、さあ朝ごはんの出来上がりです。
ほんのり甘いオレンジ紅茶は、とってもすっきり。暑い夏の朝にもあいます。

朝ごはんをちゃんと食べるようにしたら、お昼ごはんも不思議とおなかがすくのです。
夏バテ気味で、最近食欲がなかったのでなんとも不思議。
夜、ねるまえにこの本を読むと、明日の朝ごはんが楽しみになってきます。
日常は、本当ささいなことからキラキラして見えてくるものやなあ。と、なにげなく、気付かせてくれた本でした。

友達が作ったうつわと、クルールの
コースターを、今日は裏かえし。
うつわの中は、カレルチャッペックの
氷をいれたオレンジ紅茶。

02.7/29 ぎゃるり灰月

今回は、松本市のことを少し紹介してみようかな。と思います。
松本市は、わたしの住む安曇野から車で40分くらい行ったところにある街です。
ちょっとした買い物なんかのときは、この松本市にいったりするんだけど、最近どんどん街の風景が、
新しく変わってきています。田舎暮らしも好きな私ですが、街も大好きな私。
行く度に変わっていく街を見るのは、楽しいしなんだか元気をもらえます。
松本市は、今と昔が混在している小さな城下町です。蔵を改装した美容院や、cafe、ギャラリーなど、
今の中に昔がひょこひょこ顔をだします。

今回撮ってきた写真は、私も作品を置かせていただいている「ぎゃるり灰月」。
少し、私の世代よりも大人な空間のお店なような気がします。
クラフト作家の三谷龍二さんの作品など、全国の作家ものの陶器や、オブジェ、ガラス、アクセサリー、カバンなどが、
静かでシンプルなすっきりした店内に並びます。

夏のあつ〜い日に、階段をのぼって灰月のガラスのドアを開ける時、まず視界の涼しさを感じるお店です。
ガラスの器やコップはいつもひんやり気持ちよさそうに、窓からの光りを浴びて、並んでいます。
私はひとつひとつの作品に、手をふれながらなぜか「いつかケッコンしたら。。。」と思うのです。
有名な作家ものなだけに、値段も高価なものが多いのですが、いつか・・。と思わせる
〈私なんかの年だと〉作品ばかりなのです。
最近、特に生活を彩るものたちに視線がいきます。堀井和子さんの本を読んだせいかな。
例えば、三谷龍二さん作の木でできたバターケースや、スプーンたち。。。〈写真一番右〉

いつか、三谷さんの家に両親とともに訪れた時に、テーブルにだして下さった、黒い木の器にはいった枝豆。
黒い器に、枝豆のグリーンがとってもきれいにはえて、なんともおいしそうに見えたのでした。〈実際とてもおいしかったのです〉
三谷さんの作品は、ごはんをおいしく魅せる不思議な作品ばかり。
私もそんな不思議な力を借りて、三谷さん作の木のボタンを、クルールのカバンにもよく使わせていただいています。
生活を豊かにしてくれる不思議なものたち。
そんな素敵な作品の中に、こっそりひっそり〈笑〉わたしの作品も並べていただいています。
〈なんだか結局、宣伝みたいになってしまった。。スイマセン〉

ぎゃるり灰月のHP→  

02.7/11 ミヒャエル ゾーヴァに会いにゆく

この前の日曜日、車で15分ほどの所にある「安曇野絵本館」にいってきました。
安曇野絵本館では、7月より「ミヒャエル ゾーヴァ」の原画展がはじまっていて、
作家ご本人も、来館されるということで家族でみにいくことにしました。
ミヒャエルゾーヴァさんの作品は、我が家にあった「ちいさなちいさな王様」という本でしか見たことがなかったのだけど、
(それもパラパラっと・・)原画展では、思いがけない発見がありました。
映画「アメリ」で使われていた、アメリの寝室に飾られた絵(にわとりと犬の絵)や、小さい頃のアメリが、
怪獣に聴診器をあてるシーンがあるのだけど、その怪獣の絵であったりも、このゾーヴァさんの絵だったのでした。

絵本館は、休日ということもあり、しかもゾーヴァさんがくるということもあり、いっぱいの人たちが見にきていました。
そんな中、ゾーヴァさんは絵本館のテラスに静かにあらわれました。
そして、サインに並ぶひとりひとりの方に握手と本にサインをしてくださいました。
(写真は実は母が握手してもらってるところ。)
森の中にある、絵本館のテラスでは緑があおあおとして、涼しい風がふいていました。

幻想的だけど、どこか遊び心のあるミヒャエル ゾーヴァの絵。
2册、画集と絵本を買ってかえりました。

安曇野絵本館のHPでは、ミヒャエル ゾーヴァの本も買えるようになっています。
今回のサイン会の様子も、たくさん載っています。→

02.7/6 パンを買いにいく

大阪時代から乗っていたふるい自転車のパンクをようやくなおしたので、
今朝はひさしぶりに少し早起きをして母と2人で、
自転車に乗ってとなり町の天然酵母のパン屋さんへいってきました。
パン屋さんのある池田町という町は、古くからある蔵つくりのおうちや、細い小道がいりくんでいたりして、
どこか懐かしい雰囲気の漂う町です。
そのパン屋さんも、蔵を改装して作られた小さなパン屋さんで、近くまでいくと
パンを焼くいいかおりがただよってきます。
母と一緒にひとつひとつ、パンについた名前を発音しながら選んでいると、
いつもついつい買い過ぎてしまうのだけど、パン屋さんをあとにする頃は、ほっこりした気持ちになりました。
そんな気分がいい日の帰り道は、来た道と違う道でかえります。
車よりも自転車が好きな母は、いろんな小道を知っています。
古くからあるうちの庭に咲く花をみたり、ゆらゆらゆれる洗濯物をみたりしてるうちに、
突然知っている大きな道にでたりします。

意外と、田舎暮らしだと車を使うことが多くなるのだけど、自転車に乗ると車の窓からは見えなかった景色が、
いっぱいあったことに気付くのです。

02.7/2 おーなり由子さんの本

またまたみつけてしまった、おーなり由子さんの新作絵本。
本屋さんでおーなり由子さんの本をみつけると、中身をみずに買うのがくせです。
まだ本のなかに、空気をいれたくないからなんです。
うちに帰って、部屋にひとりでいる時そっと開けてみるのです。

今回の「love letter」はどこか鼻のアタマがつんとしてくるようなそんなお話。
恋をする女の子はみんな、こんな気持ちなんやろうなあ〜。
読みおわった後、少し切ないような気持ちになって大好きなひとに少しだけ、思いを伝えたくなるような本なんです。
おーなり由子さんの本は、装丁が毎回素敵で、カバーをとるとでてくる、もうひとつの本のカオをこっそり見て、
また嬉しくなるのです。

わたしが、本屋さんでおーなり由子さんの本をみつけた日はなぜかいつも、相棒のしまちゃんから、
「おーなり由子の本みた?」とメールがきます。(笑)
普段遠距離友だちなのだけど、価値観の似た友だちがいることにあらためて感謝する日にもなったりします。