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04.9/12 昨日のできごと

毎日なんとなく、変化のある日が続いています。
いいことも悪いことも、ちゃんとやってくる毎日です。
風がちゃんととおっているような、波がさざなみだっているような。
1日という時間は毎日同じなのに、なんだかつめまれた一日というのが、
たまにあります。いろんな私になる日というのかなあ。

おとといの晩に、実は新しい仕事のお話がはいりました。
とても嬉しくて、うきうきしながら眠りました。
昨日の朝は、宅急便の人のピンポンの音からはじまりました。
最近夜遅くまで仕事をしているので、朝はやくのピンポンは起きたままの
格好(半袖、半ズボン、めがね、髪の毛ねぐせ)で玄関をあけると、いつも
荷物を届けてくれる宅配のおにいさん。結構わたしのこの格好の時に訪れる
おにいさんです。遠慮して、目をあわせてくれません。(笑)
荷物は、実は先日発送した商品の返品でした。
お名前をみて、あれ。どうしたのかな。と思いながら包みをあけると返品カー
ドと商品が入っていました。
商品は、あきらかに不良品でした。
なんでこんな縫製ミスに気付かなかったん私?!というような縫製ミスでし
た。そんな商品を送ってしまった自分にショックでした。
でも、初めて注文をくださって、届くまで楽しみに待っていてくださって
この商品が届いたお客さんは、もっとショックやったやろうなと思うと、
心が痛くなりました。
最近、確かに忙しくなってきていて頭がパニックになりながら仕事をしてい
たというのもありました。
3年クルールを続けてきた中で、3.4件返品やクレームがきた事があります。
その度に、初心に戻る気持ちで背中がしゃんとする気分でした。
しばらく自分のしてしまったミスに、ショックを受ける日が続きます。
言い訳なんてなにもできないので、深く反省してまた仕事とむきあうしか
ありません。
わたしのそういうミスをした時の商品にあたってしまった方には、本当申
し訳なく思います。本当にごめんなさい。深くお詫び申し上げます。

そんな中、昨日の午後は来年の秋に個展をするという葉山のギャラリーhaco
の方がVida=Felizのさっちゃんのお店にお2人でいらっしゃるというので、
私もさっちゃんのお店へ出動していました。hacoをしているのは、男性と女
性のパートーナーで、2人ともなんとも、いい雰囲気をかもしだす方達で、
優しそうな方達でした。
さっちゃんがいたというのあって、なんだか緊張せずに楽しくおしゃべり
ができました。新しい出会いは元気をもらえます。
そんなこんなで、楽しくおしゃべりしているといつの間にか夜になって、夜
はOLの友達とバーに飲みに行きました。
仕事の話、恋の話、ジュースみたいなカクテルを飲みながら、昔のトレンディ
ドラマを思い出しました。さくらんぼの入った三角のカクテルでした。
夜遅く家に帰って、何件か商品到着のメールが届いていました。
みなさんいろんな状況の中で商品が届いて、喜んでくださる内容を読んで、
改めて、こちらこそありがとうという気持ちで、いっぱいになりました。
お返事はすべての方に返信できないのですが、プリントアウトしてファイル
しているのです。自信がなくなったとき、そのファイルを開いたりしています。

最近仲良くなった作曲家の友達にもメールをしました。
今度の神戸の個展も葉山の個展も、その友達が音楽を作ってくれることになっ
たのです。とてもとてもいい音楽をつくります。
才能がある人っていうのは、こういう人のことをいうんかなあ。と思うくら
い、すごいなあと思う人です。同世代だというのが信じられません。
心に響く音楽です。

毎日変化があるというのは、やっぱり人から受けるものが多いということ
でしょうか。
いいことも悪いことも、自分ひとりでは体験できないことです。
ショックなことや傷つくことも、あったかいことも、嬉しくなることも、
こうやってちゃんとある毎日に感謝の気持ちが生まれてきます。
クルールの商品を注文くださっている方々が読んでくださっているであろう、
このある日のハナシのシに、こういう正直な話を書くのは、ちょっと戸惑う
ことでもあったのだけど、誠実な気持ちで書き記しておきたいなと、思いま
した。

04.9/8 仕事のはなし

今週発売のSalidaの表紙テキスタイルは、自分的にとても気にいっていて、
できれば今週がずっと続いてほしいわ。と思うくらい。
6月から、週刊誌の表紙連載がはじまって今月で4ケ月め。でもまだまだ、
慣れてきました。とはいえず、毎回悪戦苦闘の末、できています。
先日、初めて表紙のモデルさん撮影にも立ち会ってみました。
1ケ月前に次の月の表紙の制作にはいるので、撮影は来月分の表紙撮影。
モデル、カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク、デザイナー、編集長。
いつも、打ち合わせにしか行っていなかったので、みなさんの仕事をしてい
る姿をみるのは、初めてでした。
撮影の準備中のときは、みなさん全然仕事と関係ない話をしているのに、
撮影にはいると、揃って真剣なまなざし。
編集長以外は、女性ばかりです。仕事をしている女性ってかっこいいんや
なあ。とおもいながら、ぽーと見ていました。

いつも、表紙の案の打ち合わせの後は電話、FAX、メールでのやりとりで
進めてきていたのですが、現場をのぞくというのは初めてで、なんだかと
ても刺激を受けることでありました。
こんなにもいろんな人が関わっていたんやなあという実感と、かわいいモ
デルさんが頑張って撮影しているのを見ると、テキスタイルも、もっと頑
張らなあかんわ。と強く思ったのでした。
撮影は、一日がかり。
私は現場にいただけでなにもしていなかったんですが、とても勉強になった
一日でございました。

仕事といえば、今月末発売のL-magagineという雑誌で、新商品モニター
のエッセイをかきました。短いエッセイなのですが、文章の仕事なんて、
初めてで、とても嬉しかったのでした。なんとか締めきりにも間にあいまし
た。こちらも悪戦苦闘。でも楽しかったです。また発売したら見て下さい。
さて、ちょっとなんやかんやで中断していた受注制作またピッチをあげて
頑張ります。近々点プラス喫茶店バッグ、ブックカバー2種、ミニョンバッグ
など、最初のほうにご注文くださった方の分は発送にうつっていきます。
長野市のna-naには、昨日発送したので近々お店にも並びます。
台風がすぎさって、いいお天気です。
地震があったり、ちょっと色々と不安ですが、とりあえず今日いちにち頑張
ることからはじめましょう。

04.9/2 ちょっと地味な話かもしれません。

ぼんやり、部屋をみわたしながら朝ごはんを食べる。
昨日借りてきて見た、「きょうのできごと」のビデオをもう1回BGMみたいに流し
ています。
「きょうのできごと」のメイキングを間違えて借りてきて以来、早くみてみたかっ
たので、自転車に乗って昨日借りてきました。
見た人の前評判は、うーん期待していたよりも・・という反応が多かったけども、
けども、私は結構好きなんですけども。と思いましたけども。
なので、2回もみているのです。あんまりそんなことってしないんですけども。
おもしろかったー。という感想じゃないけど、好きかも、なんかしらんけど。みた
いなぼんやりした感想です。でている妻夫木くんが大好きっていうのもあるんです
けども。・・・
また深読みしすぎやん。って思われるかもしれませんが、哲学的なことに結び付け
て考えてしまったりなんかもしました。
自分が送っている人生の知らないところでは、いろんなことが起きていて、たまに
交錯したり、知らなかったらそれは自分の中では、ないことになっていたり。とい
うような。
昔、父がウクライナの絵本で「てぶくろ」という絵本の話しをしていたのを思い出
しました。もしかして、前もここでかいたことあるかも?ですが、忘れっぽいので
また書いてみることにします。
少年が森で落としていった、かたっぽだけの手袋が舞台のお話。
森で落ちた手袋は、いろんな動物がつぎつぎとあったかい手袋を住み家にして、手
袋が高床式の家になっていったり、木の枝のはしごがついたり、最後には大きい動
物、熊やったかな?そんな大きい動物も、「手袋にぼくもいれて」といって手袋に
住んでしまうんです。小さな手袋は、森に住むたくさんの動物達で満員御礼。
物語の最後は、少年が落とした手袋をさがしに、森にまた戻ってくるのです。
手袋はありました。落ちた場所に、そのままの形で。
でも、少年が落としてから取りに戻るまでの間、少年は手袋に何が起こったかわか
らないのです。
少年にとっては、ただ手袋を落として、拾いにきただけ。という事。

「きょうのできごと」を見て、なんとなくそんなぼんやりしているけど、ちょっと
そんな深い話もできるんでは。と思いました。
それから単純に登場人物の性格が、おおげさなくらいに「おるおる、こんな奴」と
思わせるとこや、思わず会話に参加してしまうほど、(いや本当に)会話がリアル
な感じだったり。

なんだか、最近映画がとてもみたくなる時だったりします。
そんな時って、たまにあります。涼しくなったせいかな?今みると、なんだかいろん
な事を、感じ取れそう。みたいな時なんです。感受性が豊か週間。
でも、最近近所のレンタルビデオ屋はDVDではあるけどビデオではない。みたいなも
のも増えてきていて、少々あせりを感じながらもまだDVDプレイヤーを買うまでに
は至らず。
昨日も、あ、これみたい!と思うものは旧作なのにDVDでしかなかったり。
過去の名作といわれるものとかも、DVDでしかおいてなかったりするんです。
そろそろ過渡期なのかしら・・と、ちょっと真剣に悩んでいます。

04.8/30 仕事しながら

父が「いらんからいいよ、あげる」といってもらったCDを気にいってよくかけています。5曲目がお気にいりなので、いつも、
5曲目からかけます。
父はジム・オルークやディビッドグラブスの関わっているCDを片っ端から買っていた時があって、その中でも気にいっているものと
そうでないものがあるらしく、このCDは、ちょっと若い感じだからあんまり。といっていました。
最近、欲しいCDや聴きたいものがどこにあるかがわかってきました。だれだれがすすめているサイトみたいなのがあって、その人の
サイトをのぞけば欲しくなるCDがたくさんあります。視聴だってできてしまうのです。便利〜。

今、注文が落ち着いてきた時で順に生地を裁断して縫っていってます。ひとり制作にしては、たくさんの種類をだしているので裁断だ
けでも一日がかり。今はギンガムチェックのバッグの裁断をしています。これが今回一番注文がきたもので、今日は一日ずーと裁断。
生地、足りるのか大丈夫なのか、ちょっと心配になってきました。
裁断って、とても飽きる作業です。しかもたくさんあると次の工程になかなか進まないので、永遠に続くみたいな気がしてきます。
でも今日は台風がくるというので、午前中に図書館に本を返しにいった後はずっと家で作業していました。
でたがりの私には、天候が悪いと仕事がはかどります。
珈琲休憩したり、お菓子休憩したり、メールの返事をかえしたり。集中力がちっとも。です。
でも、気にいった音楽をかけているといい気分で仕事がはかどります。
わたしにしては、今回結構いいペースで鞄ができあがってきています。
お店からの注文もあったので、9月の中旬までには長野市のna-naや千葉のJULIAや名古屋のプチマルシェに納品できるはず・・はず。
忙しいのは、あんまり好きではないけれど暇なのも元気がでないので仕事があるというのは、ありがたいこと。
今週は、サリダのモデル撮影にも初めて立ち会うのでとても楽しみです。さっきもうひとつ、おもしろそうな仕事もはいったので、
これもまた楽しみ。(瑞穂さんありがとうよ)
それから、弟のりょうくんの個展がバナナムーンで9/2から始まります。
りょうくんの絵をみると「顔が絵についていってないよ・・」と思います。大人ぽい絵をかきます。
まだ19才。もう少しで20才になります。りょうくんて、なかなか大人の年にならないよなあ・・と思ってしまいます。
かわいい弟の個展、ぜひお近くの方はみにいってもらえたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

04.8/23 是枝監督の映画

日曜日、友達4人で映画をみにいきました。
是枝監督作品は、意識していたわけではないのに毎回、映画館でみていました。
今回みた「誰も知らない」、見終わった後なんとコメントしていいか困りました。4人で顔をみあわせて、「・・・なぁ」という
感じ。正直見終わった直後は、ショックの気持ちのほうが大きかったのですが、でもなんとなく、それだけではない何か、を感じ
る映画でした。
先日、テレビのドキュメンタリー番組で「世界が100人の村だったら(タイトルは正確でないかも)」というのを見た時と同じよ
うな気分がしました。実家にいたので、母とみていたのですが最初、みてられへんな・・と、やはりショックだったのですが、
でも不幸な境遇の中に、なぜか羨ましいくらいの幸福感を感じる部分があるのです。
例えば、ネパールの少女の話し。借金奴隷制度という一生逃れられない運命の中にいるのに、その少女はあったかい何かを持って
いるのです。狭い家の中で、少女の帰りを待つ母と父がいてみんなで仲良く幸福そうな顔で夕御飯を食べて、みんなでくっついて
眠るのです。明日の朝も、朝はやくから夜遅くまで過酷な労働が待っていて、少女は学校にも行った事がありません。でも、あの
家族といる時の少女の顔は、決して不幸な顔ではなく、幸福に満ちた顔をしていました。
この映画も、そんな印象をどこか受ける部分があります。
監督が伝えたかったことはなんなのか、ぼんやりわかるんだけどちゃんとわかりたくてパンフレットを買いました。
この監督の作品は、見終わった後に考えることをさせられます。
「幻の光」も「ディスタンス」も「ワンダフルライフ」も、そうでした。
人間のリアリティを描くのがうまいなあ。と思います。それは、説明できない感じる「何か」だったりします。

久しぶりに、じっくり見たと感じる映画でした。
なので、ちょっと真面目に書いてしまいました。誤字脱字がないといいのだけど。

■つけたし
さっき是枝監督のサイトをみていたら、手掛けているCMにネスカフェの「朝のリレー」があった!