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05.1/18 ↓クリックしてください。

なんだか、中途半端な話をつくってみました。(笑)
今、わたしはこんな気分なのかも。
ぱちん、ぱちん。と、空想が浮かんでは消えていきます。

05.1/10 2005年最初のハナシのシ

おくればせながら、あけましておめでとうございます。
世間はもう動きだしているのに、そんな世間を見てみぬふりをしながら長野でねこのむらかみと遊んでいました。
でも5日頃から仕事の電話が何件か続けて携帯電話にかかってきて、なんとなくざわざわしだし、でもぎりぎりまでねばって休ん
でみました。罪悪感がちくちくしながら。
昨日の夜バスで帰ってきたんですが、明日は仕事で東京へ。なんだかきゃりあうーまんみたいやん。と的はずれに思ってみたり。

わたしはよく長野と大阪への行き来に、一番安い高速バスを使うのですが、昨日の松本から大阪へのバスは、若い大学生くらい
の方達でぎゅうぎゅうでした。みんな故郷で冬休みを過ごしていたり、連休でスノーボードを楽しんできた様子。
わたしの隣に座ったきれいな女の子は、彼氏らしき男の子がバス乗り場まで見送りにきていて、バスが出発するまで窓越しに手
をふりながら、携帯電話で愛を語りあっておりました。多分遠距離恋愛の仲らしく、またしばらく会えなくなるんでしょう。
私は窓際で彼女は通路側。あきらかに、私は邪魔です。どけてあげたいけど、どけてあげられない。
私はこういうとき、どこを見ればいいのかわからない。
好奇心もあるので、どんな男や。とちらりと彼氏の顔も拝見。大人な感じの年上の彼という感じでした。学生ではないな、と思
ったりする。彼女は関西弁で、試験が終わったらまたゆっくり遊ぼうね。といってたりするから学生らしい。
彼は長野に転勤になってしまったのかしら。と余計なことを思ったりする。
バスが走りだしても、2人は携帯電話を切らずに愛の会話をこそこそと(でもしっかり聞こえる)続けている。
いつまで続くんかなあ。と最初は遠距離恋愛の2人に興味津々だったのですが、30分以上も電話を切らずに話し続ける会話にも
だんだんと飽きてきました。あの、バスが出発した瞬間に電話を切るくらいが素敵なのになあ。とまた余計なことを思ったりする。

実家から大阪へ帰る時はいつもならなんとなく家族を思い、しんみりしがちで帰ってくるのですが、今回はそのカップルの事が気
になってしまって、たいしてしんみりという感じもなく帰ってこれたのでした。
途中の休憩で隣に座る彼女の顔を、しっかり見るタイミングがあったのですが(なかなかじろじろは見れないもんです)とても美
人な女の子で、スタイルもよくてまるでモデルさんのように背も高くてびっくりしました。
電話を切った後も、メールをいじっては、もの思いにふけっている様子でした。
私はその横でのんきに、お茶とフライドポテトを食べながら実家で読みかかった村上春樹の海辺のカフカを読んでいました。
京都の深草というところで、そのきれいな彼女は降りていきました。
京都ではたくさんの若者が降りていき、大阪まで残された人たちは一気に平均年齢があがったようにも思いました。
座席があいて、離れ離れに座っていたらしいカップルが前の座席に座りました。
ゲレンデのよしあしを、話しているようでした。みんな楽しそうやなあ。と思いながら、またお茶をすすりました。

またしょうもないことを書いてしまいました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

04.12/28 2004年最後のハナシのシ

みなさん、お忙しくしていらっしゃいますか?
私は年末だというのに、結構のんびりとたんたんと暮らしております。
年末年始はテレビがおもしろくないので、テレビを消して本を読む時間が増えました。
竜馬がゆくは、え?まだ読んでたの、と言われそうですが、はいまだ読んでおりました。半年くらいかかって昨晩完読いたしました。
最近は、何冊かの本を並行して読んでいたのでこんなにも時間がかかってしまいました。
8巻は、竜馬の死が待ち受けている巻なので読みすすめるのにびくびくしながら、涙がでそうになりながら、読みました。
読み終えたあと、しばし呆然と、竜馬のことを思い、親しい人を亡くしたような、心にぽっかりと穴があくような思いがしました。
半年もの長い間、竜馬とともに過ごしたような気分です。大袈裟ですが、そうなんです。
先日、司馬遼好きの友達が司馬遼太郎記念館に行った時の話をしていました。
記念館の天井の一部分に、竜馬の形をした影というか、しみというかがあるんだそうです。記念館ができた当初はそんなものはなかっ
たらしいのですが、徐々にでしょうか、そのしみか影かわからぬものが、竜馬そっくりの影を形づくってきたということなんです。
すごい話ですね。ほんまに竜馬はんがきてはるんやわ。とちょっと興奮しながら思いました。ぜひとも見てみたいものです。

・・・・・・
と、まあこんなふうに、毎回私のなんでもないような日常を書き綴ってきているわけですが、これはエッセイなんでしょうか、
日記なんでしょうか。第三者を意識しながら書いているので、エッセイというちょっと高貴な位置に持っていってもいいでしょうか。
無理矢理ですが、エッセイつながりの話しを書きたいのでこんなような運びにしてみました。

先日はんこを送ってくれた母の小包に、おまけのようにそえられていた川上弘美の文庫本。メモにお父さんから。とあったので、
父が、読んでみたら。というので送ってくれたんでしょう。父いわく「うまいエッセイをかきたくなる本」なんだそうです。
2.3頁の短いエッセイなので、寝る前やちょっと時間ができたときに、読み進めていたのですが、なかなかおもしろい。
書きたくなるなあ、こんなうまいエッセイ。という感じです。ほんとに。
ひとりって楽しいわ、とも思えてくるエッセイです。
なんだか最近家にとじこもって仕事をしていたせいか、ああ、ひとりやわ・・と妙に孤独を感じて、外に働きにいきたいわ。という
気分にちょっぴりなったりしたんですが、(冬になるとそんなふうによく思う)このエッセイの中の川上弘美の生活ぶりが売れっ子
なのに、ひとりで河原に散歩いったり、ひとりで居酒屋で飲んでいたり、漫画拾って読んでいたり、なんだか結構ひとりの時間での
エピゾードが多く書かれていて、気楽で楽しいひとりを楽しんでいらっしゃるんですね。
まあ暇なときの話しをかいているとは思うのですが、妙にその「ひとり」に反応してしまい、親近感を感じて、今の自分の生活もい
いやん。と思えたりしたんですね。
ずーと本を読んでいたっていいのだし、朝だって遅くていいのだし、仕事は好きな仕事なのだし。
華やかではないにしろ、幸せな毎日だったんだった。と、はたと気付いたりしました。
今の時代、そんな事にはたと気付くなんて、罰があたりますね。
でも今の自分を認めてあげられる気分って、大事ですね。
自分を否定している時って、周りばかりうらやましくなって自分の目線が消えてしまいます。
人とはちょっとずれてるかもしれないであろう、自分の目線、感じた事を大事にしたほうが幸せなのかも。と思ったり。
最近、なにもないなあ。おこらないなあ。と思った日でも、小さな事を拾い上げてみると、こうなります。
洗濯機がこわれて、何年かぶりに行ったコインランドリーで、洗濯待ちのおばあちゃんとぽかぽかした陽射しの中、たわいない話を
したなあ。とか、洗濯機をなおすおじちゃんがきて、ただで修理してくれて、久しぶりに思いきり洗濯機をまわして、たまっていた
洗濯物を干せた時、とても気持ちよかったなあ。とか。(妙に具体的)
なんというか、「なんにもないなあ」の一本の線にしてしまうのは勿体無いような気がしてきます。
できるだけ健康に過ごして、そんな小さな出来事を大事にしていたら、幸せに思う毎日が送れるかもなあ。と思ったのでした。
そんな気分にさせてくれる、エッセイなのでした。いつもながらに、ちょっと大袈裟な感想文ですが。
うまいエッセイをかくのは、難しいもんです。

さて、今年最後のある日のハナシのシでした。
こんなたわいない事ばかりかいているのに、読んで下さっている方結構多いみたいで、びっくりしつつ、恥ずかしくもあり、
嬉しくもあり、くねくねしながら、こっそり小さくお礼を言いたい気分です。どうもありがとうございます。
メールなどもたくさん頂いたりします。お返事のほう、まめに返せずごめんなさい。忘れた頃にひょいと返したりもしています。
来年もまたこんな感じで、カタログよりもはるかに早いピッチで更新していくと思われます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、どうかお体に気をつけて、よいお年をお迎え下さい。

04.12/23 部屋仕事

部屋仕事、これってわたしの日常なんですけども、昨日からなんだかちょっと余計に部屋仕事、という気分なんです。
年内の受注制作も、昨日終わって今ちょっと時間があるのであとまわしにしていたことなんかを、順にやっているところです。
1→新しいポストカードにする絵をかく。2→住所録のデーターまとめ。
絵をかくのは、楽しいですけども、ためこんだ住所録のデーターまとめはかなりしんどい。
今までご注文くださった方の住所録をまとめているんですけども、こつこつやっていればいいものを、1年前位前から手つかずで、
オーダーシートを無造作に紙袋にまとめていれてありました。たまっていくのを見るたびに、いつかやる日がくるんやろか・・と
遠い思いでおりました。
でも昨日の夜、なぜかやっと奮起して棚の上にためていた紙袋をおろし、作業を始めたのでした。
この機会を逃したら、二度としないような気がして・・・

まず、1.何度も注文くださっている方のオーダーシートをひとつにまとめる→2.住所が変わっている人、名前が変わった人をひと
つにする→3.地方別にまとめる→をしたあと、パソコンに打ち込んでいきました。
有り難いお話なのですが、ものすごい量なんです。今、打ち込みが終わったのだけで600件以上。まだまだあります。
途中、データーを保存し忘れて、次の頁に書き換えてしまったりと、ひとりで「アァァァァ・・・・・!!!」となること、
3度程。くやしくて、手が震えます。
でもこうやって、整理をしているとどこの地方の方が一番注文を下さっているとか、シーズン事に似たお名前が多い事に気付いた
り(これはびっくり、近い名前が続いたりするんです)
もうずいぶん前から、ずーとご注文くださっている方のお名前を見ていると、あらためてちょっと振り返る気持ちになったりし
ます。みなさま、本当にどうもありがとうございます。
ちなみに都道府県別で多いのは、東京、神奈川県が全体の3分の1位。それに続いて福岡、京都、神戸、広島も多いなあ。
大阪は、最近やっとのびてきています。昔は全然いなかった。(笑)

もう絶対今日中に、全部終わらせる予定です。何時頃までかかるかなあ。休憩ばっかりなので進まないなあ。
個展事に、全員の方に案内状の発送は予算的に厳しいのでできないのですが、個展会場に近いお住いの方を中心に案内状のほう、
お送りさせていただいています。
九州、中国地方にお客さま多い事がわかったので、いつかそちらのほうでも個展ができたらいいなあ。と思ったりしました。
いいギャラリーあったら、よかったら教えて下さい。

今年も、あと1週間程。はやいなあ・・
1年なんて、あっという間。
去年の暮れのことを、思い出します。プチ大掃除をしたなあ。とか、アイロン台を張り替えたなあ。とか。
住所録のこともきっと年の瀬だからやらなくては。っていう気分なんでしょうね。
でもこの暮れの気分って、なんだかいつもより時間がぎゅっと凝縮しているようで、今年中にやらなくちゃ、と盛りたてる気分が
なんかちょっといいですね。(めっちゃ忙しく働いている方、すいません)

04.12/18 さすが母。

さっき、母からはんこを送ってもらいました。
このはんこ、母が初めての海外旅行(初海外は50代になってから!)で父と行ったイギリスで大量に買ってきたというもの。
「むこうのリサイクルショップみたいなとこでな、買ってきてん。そんでその袋の中にな、金髪が1本はいっててーん!!
 すごいやろ〜〜!?」と、ものすごく興奮してそう言ったのでした。
もう3年位前に1週間程行ってきたイギリス旅行の話を、何年かむこうで住んでた人かのように、「イギリスの話していい?」
という具合に今だに話をしたりします。結構自慢げに。
母は、高いものが嫌い。というか高いものはあんまり買いません。
金銭感覚は、お金があってもなくてもたいして変わらない人です。
でも、安くていいもの、もしくは、ただでいいもの。をみつけるのが得意な人です。
高くていいのは、当たり前やんか。というところでしょうか。

今、わたしは春の個展にむけてせっせと新しいものを作っていっていますが、いい形のはんこを探していました。
そこで母に、はんこ、貸してくれへん?とお願いしました。断られるかなあ・・とちょっと思っていたのですが、意外とあっさり、
いいよ。といって、いろいろと箱につめて送ってもらいました。
写真のは一部なんです。いろんな形や大きさのアルファベットや数字のはんこを送ってもらいました。
そこで、とてもシンプルに作った白い麻のスモックに、早速はんこを押してみました。いい感じになりました。
もうこうなったらはんこ、いろんなとこにおしたくてたまりません。
きっと個展では、はんこ服やはんこかばんが多くみられることでしょう。はんこは、布用のインクパッドで押しているから洗濯したら
多少薄くなっていくけども、落ちないようになっています。

そんな素敵なはんこを送ってくれた母に、お礼を言いたい為にも、ちょっとだけ母をもちあげてみましょう。
来年の1月、うちの母のりこさんは松本のガルガという喫茶店で、ベラ本展なるものを開催します。
何年ぶりになるかな、のりこ個展。
昔は、大阪の淀屋橋にあるマサゴ画廊で年に1回のペースで絵の個展やオブジェの個展をしておりました。
ある時期からその個展もしばらく休むわ。ということで個展こそしなかったものの、創作意欲は一向に衰えず3階にある屋根裏部屋
のアトリエNEKO美術館で、なんやかやと創作し続けていました。
家庭がなんだかんだいって一番大事。が口癖の主婦芸術家なので、たんたんと家事のあいまをぬって自分の世界を作り続けています。
結婚してからもずーとその姿勢はかわりません。
年頃になってきた私に母はよくこう言います。
「家庭を持ったら、仕事よりも家庭を大事にしなあかん。でも、好きなことはとにかくやり続けえや。子供ができたら、子育てしな
 がら子供の絵をかいたり、大きさが変わるだけで、やりたい気持ちがあったらできるんやし、好きな事がいろんな大変なことを
 乗り越えさせてくれる事にもなったりするからな。」と。
母の言葉は説得力があります。結婚してから28年間、それを実践してきた人だから。
真ん中に家庭を持ってきている母は、確かに自分が創作している時、忙しいからあっちいってて。なんていうふうに子供を邪魔
にはしなかったなあ。と記憶しています。今でもそうです。
ただまあ、そんなに掃除はしていなかったなあ。とか、料理もよそのお母さんにくらべてそんなに上手じゃないなあ。とかは、
あるんですけどね。
でも、家事や子育てしながらも時間を作っては自己表現をたんたんと、やり続けています。
これって、なかなかできないことやなあ。と思います。
「あーちゃんの気をつけなあかんとこは、好きな事でお金をもらってるから、結婚してもだんなさんに対して好きなことさせてもらっ
 てる。って気持ちになりにくいところやで」と言われます。
合理的になりすぎると、家庭はうまくいかないのだそうです。
そういえば、さっちゃんも同じようなことを言っていました。あんなに仕事をばりばりしているさっちゃんですが、家庭が一番大事。
と言っていました。
「好き勝手できるのは、だんな様の理解があるからやと思う。あんなにいい人はおらんわ。ほんまに。」と堂々と言っていました。
うーん、かっこいい。
自分が今している事は、まわりが支えてくれているから、できること。という感謝の気持ちを忘れないこと。
結婚も仕事もうまくいかせるには、これ必要なんでしょうね。
ただ、自分の我をとおすだけというのは幸せを掴みそこねるのかもしれません。
実践する時がきたら、(くるのか?)おおいに参考にしなくては。

結構、このある日のハナシのシ、知り合いの方も読んだりしているみたいで。「みましたよ」と言われるたびに、どきっとします。
そして「成瀬さんじゃないみたい。」「あやちゃんってもっとあほやん」とか言われます。
文章になると、真面目になるのはなんでなんやろうなあ。・・・というか真面目なんです。本当は。

のりこさんの個展のお知らせは、NEKO美術館のHPにのっています。久々に家事に支障がきたすくらい頑張っているそうなので、
よかったら、みにきてもらえたら嬉しいな。と思います。→ NEKO美術館 http://rovobo.com/neko_art/