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1泊2日で、淡路島にいってきた。
いま、週明けの月曜日。日焼けした顔で、ぼ--ーーとパソコンの前に座っている。アトリエにはとりあえず来ました。という感じ。とりあえずって言い方もないけど、仕事が今どのへんまで進んでいるっけな。というのも、すっかり忘れてしまってとりあえずきて確認しているところ。といいながらも、しょっぱなからまたとんでもない間違えをしでかし、縫製工場の方に御迷惑をおかけしてしまっているところ・・
で、また昨日までの2日間をひきづりながらぽーとしてしまう。
淡路島には、だんなはんの大学時代からの友達夫婦が2年程前から移り住んでいるらしく、そこに泊まらせてもらって、2人に案内してもらおうよ。というなんとも図々しくもざっくりした感じで、大阪駅から明石行きの快速電車に乗り明石からフェリーで15分程で淡路島につく。家をでてから淡路島まで、交通費1人1000円程度で来れてしまった。
フェリーを降りてから、友達夫婦が車で1時間近くかけて迎えにきてくれる。
初めて会う2人はなんとも優しそうで穏やかな人達。2日間島中を案内してくれた。
わたしたちが、リクエストしたのはこないだのハナコに載っていたギャルリBANYAというところ。窓辺にみえる犬の頭の彫刻の写真が気になり、淡路島にいくならぜひ寄ってみたい。と思っていた。
途中行ったアート山と、そのギャルリBANYA、すごく気に入りました。現代アートを淡路島でみれるなんて思わなかった。しかも、本当にいいものだったし、センスもよかった。私が気になっていたという彫刻は前川秀樹さんという東京で活躍なさっている彫刻家の方のものでした。そのお父さんがやっているギャルリBANYAも本当によかった。お父さんの前川和昭さんの作品もすごくよかった。作品集はないんですか?と聞いたのだけど、ないらしい。大阪でもときどき個展をしたりしているらしいので、その時はぜひまた見てみたい。だいまんぞく。成瀬家の家族もつれてきたい、きっと好きなはず。
ずっと左手に海をみながら走る海沿いの道で、淡路島は本当に景色がきれい。海沿いの道は変な看板も少ない。
案内してくれた夫婦の奥さん、Kちゃんのお父さんがいわし釣りをしているというので、みにいく。私達もやらせてもらい、次々に釣れる。その場で手でさばいてもらって、食べる。おいしい。テレビみたいだわ。と思う。
翌日は、5時に起きて友達の家の前の海で釣り。ちょうど日の出の時間で海がまっかにそまって本当にきれいだった。
だんだんまっかから、オレンジ色、黄色になって、真上に太陽がのぼっていく。
きっと毎日当たり前のように繰り返されているであろう光景なんだろうけど、本当に神聖な気持ちになって、本当に感動した。こんな朝早く起きて釣りにいくっていうのも、なんだか昔家族で毎年いっていた島根県の家族旅行を思い出してしまって思わずやってきたノスタルジックな気分に、本当にうれしくなる。
釣りは、ゴカイというみみずみたいな餌を釣り針につけるところから始まる。うにょうにょと動くそれは、都会にいたら、きっと飛び上がるくらい気持ち悪いもので、最初はちょんちょんと触るくらいしかできなかったのだけど、釣りがおもしろくなってきたら、その気持ちわるさがなんだかどうでもよくなり、素手でさわり針にさし、ちょんぎるまでになった。
どんどこ釣れるわけでもなく、だんなはん、わたし、夫婦のだんなさんのY君、3人で静かに釣りを楽しむ。Kちゃんはおにぎりとアイスコーヒーを持ってきてくれる。釣りをしながら、食べる早朝の朝ごはん。
釣った魚を昼ごはんに食べようというのに、なかなか釣れず、まぐれで一番最初にキスを釣った私以外、男2人は小さくふくらんだふぐばっかり釣っては、海に返し、1匹だけではなあーと言いながら、11時くらいまでねばり、なんとか9匹になったところで、餌がなくなり終了。
その後、釣っていた場所の近くの砂浜で海水浴。だーれもいない。3人でうほうほ言いながら、走ったり、海につかったり、1つの水中めがねで交代ばんこで海をのぞく。私もだんなはんもくらげにさされて、途端にテンションがさがり(このへんが都会っこ)海からでる。歩いて、3分程の友達の家では奥さんのKちゃんが、今朝とったキス9匹をフライにしてくれて、お昼ごはん。前の日にもらったいわしの煮付けも美味しかったなあー。贅沢なお昼ごはんでした。本当に美味しかった。
友達夫婦の家は、去年建てたばっかりの新しいおうち。新婚さんらしい雰囲気ですべてが新しくてきれいで、庭にもこれから大きくなるんだろうなあ。という木が植えてあったり、小さな菜園もあった。家の前には、小さな森みたいな山があって、最近みた天然コケッコーの世界を思い出してしまう。大阪の街中では聞こえない虫の音がして、せみもツクツクボーシがかわいく鳴いている。夜、月明かりの中だんなはんとちょっと外にでてみると、「コーン」と高く響く鹿の声もした。
小さい頃、夏休みに兵庫の田舎に遊びにいった時の気分をすごく懐かしい気持ちで思い出すことができた。
Kちゃんは、今年10月に出産予定でもうおなかも大きい。こんなところで、育つ子供は幸せだなあー。
なんだか私達も(きっとだんなはんも)淡路島で子供を育てたい。と本気で思ってしまった。ここには、大阪にないものがあり過ぎる。はたして、大阪にあるものにそんなにも固執したいだろうか。とふと考えてしまった。
都会にいるときは自然にあこがれ、田舎にいるときは、都会の刺激や物質にあこがれてしまう。
でも、だんなはんも私も田舎育ちなだけに子供にも、自然とふれあいながら育った記憶を持ってほしいな。と思う。
私達の中にある、子供時代の記憶には必ず自然の中で夢中になって遊んだ記憶が深く残っていて、その上に今の自分があると思う。ちょっと考えてしまうなあー
1泊2日、もう本当にみっちりいろいろと案内してもらった。
友達夫婦には身重の体で、暑い中本当にありがとうの気持ちでいっぱい。ついつい「おとうさん、おかあさん」と甘えてしまいたくなるような人柄の2人だった。
元気なかわいい赤ちゃんが生まれますように。あの2人の間に育つ子供は本当に幸せだろうな。と思う。
だんなはんと私だけでは、こんなに充実した旅にならなかっただろうなあー。やっぱり2人だけで行かなくてよかった。
帰りのフェリーでは、ふたりとも黙ってだんだん遠ざかっていく淡路島を見ていた。こんなに近いのに、すごく遠い世界のようにも感じた。この感じ、本当に幼い頃の夏休みに感じた気持ちと同じだなあ。家に帰ってからもあの海の感じとか、家の前の森の感じとかを、ときどき思い出してしまうんだろうな。
夏の終わりに、子供の頃みたいな夏休みを体験できて本当によかった。
週末にでも、だんなはんとお礼の手紙を書かないとな。
朝日がうつる海の写真と、ギャルリBANYAで撮った彫刻の写真はだんなはんのカメラに入っていると思うのでまたの機会に載せようと思います。
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