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07.12/31 はじめての

はじめて実家にかえらないお正月がくる。
私は今まで一度もお正月を家族と過ごさなかった年がない。意外と律儀に正月は家族と過ごすもの。という掟を自分でつくり、守ってきた。
家族みんながそうだったわけでもなく、弟たちは友達と出かけてしまったり、帰省すらしないものもいたり、特別お正月だからといって、みんな特別意気込んでいる家族ではないのに、わたしはなぜか大晦日とお正月は家族といなくてはいけない。と思っていた。
年末の大掃除や大晦日の日から母と一緒におせち料理を一日かけてずっと作ることや、年が明けたときに、おめでとうございます。来年もよろしくね。とこたつに入りながら交わす言葉や、1日の朝は昨日の晩遅くまで起きていても早起きして、家族みんなでおせちとお雑煮の前に座って、普段は台所で食べるごはんを居間で食べるということをするのが、なぜかとてもわくわくする。

わくわくしたお正月の記憶をたどっていくと、なぜかいつもある年のお正月の光景がでてくる。
あれは何歳の時のお正月なんだろうか。あの時、初めてお正月というのを経験したような記憶として残っているんだけど、たぶん記憶がはっきりしているということは生きていて何度目かのお正月のはずなのに、なぜかその年のお正月は「これがお正月なんだ」と初めて体験したような記憶として残っているのだ。
大きなお皿の上に鯛が一匹、こたつ机の上にはちょうどいい量のおせち料理が並び、お吸い物におもちが入っている蓋つきのお椀。かわいらしい箸袋にはそれぞれの名前がかいてある。なんだか今日はいつもの朝ごはんとちがう!とすごくどきどきしたのを覚えている。
いまから考えるとそこがわくわくの原点な気がする。そのわくわく感をずっとあじわいたくて、お正月は毎年同じようにしたいから、同じことをするようにするのだ。でも、月日がたってみんな大人になり、親も年をとり、なんとなくあの時の空気感がだんだんうすくなってきているなあ。と毎年おなじように家族とお正月を迎えていてもそんなふうに感じるようになってきていた。
今年は結婚をして、初めてだんなはんの実家でお正月をむかえる。
こないだ実家の母に電話をして、「今年は初めて帰らないねえ」とはなしたら、「今年はおせちをつくるのやめるわ。」と言う。なんで?作ったらいいやん。と言うと、あーちゃん(私)おらんと作っても意味ないしなあ。と言う。あーちゃんみたいにお正月お正月とさわぐ子がおらんと、やる気おこらんわ。と言われてしまった。
なんだか申し訳ないような、でもなんだか家族の中でのわたしの存在感を感じて、とちょっとうれしいような悲しいようなそんな複雑な気分になった。

今日は、だんなはんと大掃除を狂ったようにしながら、ことこと黒豆を煮ていた。実家でもおせちを一日かけて作る時、三つのコンロのうち一番奥のコンロはいつも黒豆をことこと一日煮ていたなあ。と思い出す。
わたしは毎年帰っていたのに、豆を煮たことがなかったのでこないだ買った高山なおみさんの本に載っていたひたし黒豆というレシピで、初めて煮てみる。ほんとうは甘いお正月の黒豆をつくるつもりだったのに、途中であ、これは違うレシピだ。と気づくがもう遅く、甘くない黒豆ができた。明日、伊勢に持っていく。
伊勢のお正月はどんなお正月だろう。お正月の伊勢神宮はどんな空気なんだろう。
なんとなく寂しい気分もあり、でも単純に楽しみな気分でもある、初めて味わうきもち。
時間ってながれているなあ。とこんな時に思う。

今年もクルールやナルセや、いろいろとみてくれていた方々本当にありがとうございます。
ある日のハナシのシも、わたしの中ではもうライフワークのひとつになってきました。本当に毎回私的な内容ばかりで恥ずかしいのですが、日記でありながら見てくれている人がいるんだな。と思いながら書いている日記でもあります。ときどき振り返って読み返したりして、自分のいままでの道のりを眺めていたりもします。日々のあしあとのようで、記憶のようで。
来年もまた日々のあれこれを綴っていこうと思っています。
みなさんはどんなお正月を迎えられるのでしょう。よいお年をお迎えくださいね。

07.12/27 スクラップ

年末の大掃除にむけて、やれるところからやっておこう。と始めたのが雑誌のスクラップ。私は雑誌がだいすきな人で、いいなと思う頁があったらすぐに買ってしまう。以前は、物が増えるだけだしちょっと控えよう。と思っていたのだけど、今では創作意欲がでる大事な要素でもあるのでそんなことでは躊躇しない。
でも本当にたくさんになってしまうので、引っ越しの時やこういう年末の大掃除のときにスクラップをして本を減らす。昨日は、家にある雑誌から手をつけていたんだけど(アトリエにだってある)こうやって見てみるとひとつの雑誌につき数ページしか、自分がどきどきするページというのはない。どきどきする基準っていうのは、自分でもよくわからないんだけど、デザインがきれいとか可愛い洋服が載っている、とかなんだかそういう単純なものでもなくて、そのページがやってくると嬉しくなるのだ。
写真のは、たぶん今まだ発売されている号の
LEEという雑誌の、パリのおしゃれさん特集。このページだけなんだかもう穴があくくらい、見たと思う。なぜいいかということを、だんなはんにも力説するくらいなんだかよかったページ。この雑誌からはこの1ページだけスクラップ。
案の定、本棚は入りきらなかった状態から空間までできてしまった。これを読んで、もったいない。と思うひとも多いのかもしれないのだけど、でも私にとってはやっぱり大事なことだからこれからもきっとそうするんだと思う。
ときどき、スクラップしたファイルをめくるときがあるんだけど、ランダムにいれられたファイルはそれなりの統一感があって、どのページもどきどきするものばかりが集まったものだから、ファイル事態がきらきらしたオーラをはなっていたりする。宝箱というと大げさだけど、小さい頃のお気に入りの消しゴムやにおい玉を集めた箱があったんだけど(はやりましたよね)それに近い感じ。
今書きながら思ったのだけど、他人のそういうファイルをちょっと見てみたいかも。他人というか、友達や尊敬する人の。
今日はアトリエの本棚のスクラップをラジオを聴きながらやる。
普段面倒くさいことも、年末はとてもたのしい。(暇な年末に限るけど)

07.12/25 クリスマス in なごや


これおいしかった。マッシュポテト、作り方おしえてもらったから今度つくってみよう。


それぞれのことをする時間。
N君はM1の前番組をみている。料理をつくるKちゃん。食器棚をみるわたし。写真を撮るだんなはん。


だんなはんがこの日着ていたセーターと同じ模様のバク。

あーたのしかった。
昨日まで1泊2日で、名古屋にいる友達夫婦の家にあそびにいってきた。
プチマルシェもいけたし、東山動物園もいったし、M1だってみんなで見れたし、Kちゃんの手料理はおいしかったし、ふたりの家もとてもよかった。あーたのしかった。
なかでも一番よかったのは、なぜか家。
ひろい、いい古さ、置いてある小物がなんかいい、清潔、窓からみえる景色がこころなごむ。今の我が家にないものがたくさんあり、とてもうらやましくなってしまった。でも、人の家っていうのはやっぱり面白いなあ。と思う。ちゃんとその人らしさがでている。雑誌に載っているような部屋という感じではなくて、ちゃんと生活しているなあ。と感じる部屋がとてもいい。自然とあつまってきたであろう小物たちは、なぜか東欧っぽいにおいのするものばかりで、勝手に彼女の前世はウクライナ人。と決めつけてしまった。でも使っているカレンダーは新聞屋さんからもらったものを使っていた。それがなんかいいのよね。友達の結婚式でもらったものがさりげなく活用されていたり。なんかいいのよね。

名古屋と大阪なんてたったの2時間くらい。新幹線だと1時間。
なのに、なんでこんなに帰り際が寂しいのだろう。彼女は泣いてた。なんでやねんーといいながらも私も胸がいっぱいになり、電車に乗ると黙り込むだんなはん。ちょっと泣いてる。
新婚旅行はあの2人と一緒にいくことにした。3月にふたりの結婚式がある。ふたりがいつまでも幸せでありますように。

07.12/19 ついつい

アイロンをつかうときに使うガラス製の霧吹きが割れたので、なんばまで買いにいく。
ついでに、とよった本屋で本を買う。
こないだの高山なおみさんのレシピの塩豚があまりにおいしかったので、高山なおみさんの料理本が欲しいな。と思って1冊購入。高山なおみさんの本の空気は、なんとなく365日のおかず百科と似ている。なんとなく古くておばあちゃんみたいなのだ。塩豚のレシピがほかにも載っていたので、今日は残りの塩豚を使ってパスタをつくってみよう。
だんなはんは、昨日のある日のハナシのシをたぶん読んだのだろう。なんとなく優しい。食後にカフェオレをいれてくれたり、洗濯物をすすんでたたんでくれたり。でも敢えてわたしもつっこまず、やさしさに甘えてみる。が、みるみるうちにだんなはんの顔色がわるくなり(あおい)どうやら風邪はだんなはんのもとにうつったらしい。だからわたしの風邪はとつぜん良くなったのか。風邪はだれかにうつすとすぐ治る。とよく言うね。すまんね。みなさんは、うつさないように。

さて、買った本のもう2冊はアルネの最新号。アルネは、出た当初1年くらいは毎号買っていたのだけど最近は気に入った号だけ。前回の松本特集はうれしかったから、今回はウ゛ェットモンのお店が載っていたから!東京にいったら絶対行きたい。と思っていたのに、行けていません。行きたいな。東京のひとはいいな。
もう1冊は、雑貨カタログ。名古屋が特集されていたから!今週末、名古屋の友達夫婦とクリスマスパーティをしに名古屋にいくから!!プチマルシェも移転してからまだ行ってません。滝村さん載ってたね。naruseの洋服も片隅に載ってました。てへ
名古屋は長野に住んでいた頃、よく行ってた街。街の規模がちょうどよくてきれいで好き。ひつまぶしも好きだし。友達夫婦の家もたのしみ。古くて広いマンションらしい。この人たちは、こういういい物件に恵まれる人たちだわ。と思う。大阪でのマンションもいい感じの古さで素敵なマンションだった。
私達夫婦も、年明けから新居さがし。(え、また引っ越すの?はいそうです)
新居に引っ越しをしたら、アトリエはまた自宅に戻る予定。まだ子供もできていないのに、なんとなくそんな心がまえの引っ越し話。

07.12/18 風邪薬のせいです

お、今日は起きたときからちょっと鼻の感じと喉の具合がちがう。
マスクをして寝たせいからか、いくぶんかマシになってきてる。
今日はだんなはんが、四国へ日帰り取材の仕事がはいっているので朝がはやかった。結婚して半年以上過ぎたけれど、わたしはどきどき「なんでわたしも起きなければいけないの」とぶーたれることがある。
風邪でしんどい日が続いたから、なおさらだったのかも。合理主義アヤコがでてくるのだ。あなたのことはあなたでやってね。という具合に。
風邪をひいても、仕事は休めても主婦は休めない。
そんなうっくつとした気分が、昨日の晩はでてしまった。
なんとなくいやな空気がながれた後、やっぱりアラームはだんなはんを起こす時間にあわせる。結局寝ていることがなんとなくできない。あんなこと言わなければよかった。

でも、そう考えると母というのはすごいな。
そういう自分のこと以外のことばかりやらなくてはいけないのだな。合理主義なんていってられない。
風邪のときだって、寝込む母をみたのは長くて1日。翌日からは咳をしながら洗濯物を干していたなあ。と思い出す。もう少し助けてあげたらよかったな。

と、なんとなくこういう気分になるのは風邪薬のせいでもあるらしい。
風邪薬に含まれる成分がちょうど風邪がなおりかけの頃、ちょっとした鬱っぽい気分をもたらすんだって。なんでわたし、こんなことを思ってしまうんだろう。なんてことになったら、もしかして風邪がなおりかけの時期かもしれませんよ。風邪薬のみましたか?
お昼からアトリエにでてきて、大好きなハニーディップを食べながら春夏の工場用パターンをひいています。缶コーヒーというのがなんだかオッサンみたいですけれど。

07.12/16 naruseの服


昨日つくったエプロン。白いからこそまめに洗います。

きのう、naruseのコートを着ているひとを見かけてしまいました。
そしてつい、話しかけてしまいました。
実は偶然こんな光景をみるのは初めて。個展にきてくれた方や、友達が着てくれているのは見るのだけど、偶然、街中で発見するのは初めて。とても嬉しかったです。突然はなしかけられて、びっくりさせてしまいましたが・・スイマセン。
naruseのコート、私は黒色を着ていたのだけどその方はツィードのほうでした。とてもよく似合っていました。どうもありがとう。

今日は日曜日なんだけど、まだ風邪がよくならないので家で静養中。ひさしぶりに、料理本をみてごはんを作ってみようと思って、こたつにはいって祖母から譲りうけた「365日のおかず百科」をみています。でも、こないだLEEで見た高山なおみさんの作った塩豚がおいしそうだったので、これを作ってみよう。と思っています。さつまいもと塩豚。おいしそう。
今から愛しのイズミヤへ。最近は無印良品で買ったエコバックで、うきうきでかけます。エコバック、使いやすくていいです。たくさん入る。
猫は2匹ともこたつでまるくなっています。(中と外)
日曜日らしい日曜日です。

07.12/14 気がぬけて

風邪をひきました。
結婚イベントがおわって、気が抜けたんでしょうか。この冬2度目の風邪。いやになります。
2日間ほど、家で休み今日はアトリエにでてきて春夏の生産準備の仕事をしています。
今日は朝はやく起きたのだけど、なんだかまだだるくてだんなはんを送った後、2時間程2度寝をしてから出勤しました。その2度寝の間中、猫2匹がベッドに集まってきて(1匹は布団の中の私の腕の中、もう1匹は頭のそばで枕をともにする)あったかくて、そんな中うつらうつらと夢をみました。
起きたらお昼の12時で、あわてて着替えて出勤。

こないだから、寝る前に読む本は河合隼雄さんの遺作となったこの本。
「泣き虫ハアちゃん」河合隼雄さんの幼少期の思いでを綴った本なのですが、なんだかじんわりと心があったかくなる本です。これを読みながら、もう河合隼雄さんはいないのだな。と思うととてもさみしい気持ちになります。
この本の主人公でもある河合隼雄さんの子供時代、本のタイトルにもあるように泣き虫だったようで、ちょっとしたことでも感情があふれだして泣いてしまう子供だったみたいなのですが、私もそうだったなあ。と読みながら自分の幼少期のことを思い出していました。
私も泣き虫で、コントロールできない涙をとても恥ずかしいと思っていたっけ。私の場合は、河合隼雄さんみたいに優しい涙というよりも、先生におこられて泣いてしまう。というケースが多かったのだけど。
泣いてしまうとき、のどの奥にあるほそい線みたいなのがふるふると震えてきて、とめようと思ってもとまらない感情があふれてきてしまって、涙がぽろりと落ちます。
自分ではとても困った癖だったけれど、大人からみたら可愛い涙だったんだな。と、この本を読みながら思いました。寝る前に読むには、おすすめの本です。その日一日あったことが、ちゃんとまあるくたいらになって、眠れますよ。

07.12/11 結婚パーティ

おわりました結婚パーティ。
ふたをあけてみたら、本当にみんなのあったかい気持ちがつくってくれたパーティになりました。来てくれた人みんな大事な人たちばかり。
ママトリオというバンドにライブもお願いしていたのですが、こちらもまたとてもよかった。2歳になるこはるちゃんという女の子のいるママさんが歌ってくれたのですが、こはるちゃんをだっこしながら赤ちゃんがうまれてくるまでの歌をうたってくれたときは、じーんとしました。
結婚式とかパーティをする意味って、来てくれた皆さんのあったかさに感謝をする日なのですね。みなさん、本当にありがとうございました。花嫁姿、スタイリング、ヘアメイク、ドレス、アクセサリー、どれも大好評!装苑みたいだわ!と思いました。本当にかわいくしてもらいました。シンデレラです。もう一生こんなにかわいくなれることはないんだわ。(笑)と思うくらい、大満足。
だんなはんも、スタイリストさんにかっこよくしてもらって大満足。司会者よりもしゃべりたおす、だんなはんでした。乾杯の音頭も、だんなはんみずから「わたくしたちの未来にかんぱーい」と言っていました。
いやーでもそれにしても、終わった。終わった。
なんというかこの解放感。確かにとても心に残る一日になったわけですが、でも式とパーティが終わるまではなんだか胸が、きゅーとなるくらい心配だったので、それがなくなりふたりともとてもとても、この解放感を噛み締めています。かみしめながら、wiiを買いました。もうわけがわからないけど、なんか買いたくなったんです。なんとなくなんでも買える気分になりました。それくらいの解放感。よくわかりません。
翌日は、ある日のハナシのシにもかいていた3人の友達の展覧会へ。みんなそれぞれの個性がぶつかることなくひとつの素敵な空間をつくった展示でした。かわいいものもいっぱいでしたよ。
そのまた翌日は、嵐山まで結婚の報告をしに祖父母のお墓参りに。天龍寺の中にあるお寺にお墓があって、いつもお墓参りなのに観光気分でいきます。嵐山は灯りのイベントがやっていてとてもきれいでした。
帰りに、minaperhonenの京都店にいってきたのだけど私以上にだんなはんが、興奮。ピンバッチを買ってました。あそこのお店は本当美術館みたいですね。いつもなぜか長時間空間をあじわってしまう。結婚記念日はこれからひとつずつminaの服を買ってくれ。とおねがいしました。
同じビルにある絵本店メリーゴーランドというところも、とてもいいセレクトでした。いい本を買いました。その後、河原町のブックファーストでも本を買い、帰りは本で重たくなりながら帰りました。
京都にいって、ぐうぜん会いたい人は作家の森見登美彦。今、たぬきの本を読んでいます。

と、またどんどん話がずれてくるのでこのへんで終わりにしておきましょう。
今日から仕事スタート。春夏の生産準備にはいりました。しゃきっとせねば。