67

08.2/27 本のはなし

引っ越しのいろいろなことを考えているので、なんだかそわそわ落ち着かない。
区役所いったり、手続きの電話をかけたり、書類を書いて送ったり。こういうとき、男の人(だんなはん)はあんまり役にたたない。男のひとってなんであんなに書類関係、手続き関係って苦手なのかね。結婚するときの婚姻届けひとつもらってくるのも、面倒くさがってたなあ。
逆に女の人って(私)意外と手続きとか順にやっていくのって、そんなに面倒くさくなかったりする。ひとつひとつ片付いていくのは、掃除をしていく感覚にちかいなあ。と思う。
今は、仕事でもひたすら事務的な仕事ばかり選んでやっているような気がする。布や資材の発注、パターンに詳細を書き込む、DMのデザイン修正、などなど。と、そんな話をかいててもつまらないから、最近読んだ漫画のはなしを。

新聞の下のほうに載ってる、新刊本の広告欄が結構すきなんだけど、もう1ケ月くらい前になるかな?載っていたのが、「結婚しなくていいですか。」という漫画。もうタイトルからして、ちょっとドキドキするんだけど、なんとなくのほほんーとした表紙のイラストからして、きっとほのぼのした私好みの内容にちがいない。と思って買ったのだけど、これがちょっと予想を超えて内容のある本だった。
これ、いいからぜひ読んでくださいね。と軽く言える感じではないのだけど、高野文子とかがすきな方とかにはいいかも。
たんたんとした話の中にも、なんだかものすごくリアリティがある空気がながれていて、たんにほのぼのした漫画、ではなかった。ただ、リアリティを感じさせることのチョイスがうまい。ふとしたことの描写がとても考えさせられることだったり、そういうことか。と思わせたり、些細なことで日常って成り立っていて、いろんな感情があって、ひとりひとりの人間がいろんなこと考えたり納得しながら生きているんだなあ。としみじみ、思ってしまった。女性にしかわからない感情なのでは、と思ったのだけど、だんなはん(男)もこれは、なかなかすごい漫画だね。と言っていたので、男女の共感を超えて、作品としてなかなかの作品なのかも。
と、感動した私は興奮しすぎてだんなはんにこの本の感想をいい続け、若干うっとうしがっているだんははん。
しかもその日の晩にこの作者のお母さんという設定の人がでてきて、「この漫画、わたしの娘がかいたのよ〜」と喫茶店でそのお母さんとやらと話をする夢までみてしまった私は、自分でもちょっと大袈裟かも。と思ってしまった。

08.2/19 習慣の渦の中にぴちゃんと跳ねる魚

ううーん描けないなあ。
いま、絵をかく習慣を取り戻しすことをしている。
クレパス画の仕事を、ときどきもらうんだけど仕事となると題材がきまっており、意外とすいすい描けるんだけど、すきで描いた絵というのをまた描きたい。と思って、こないだからクレパスをにぎってはみてるんだけど、なにも描きたいものが、でてこない。
絵描きさんに、いろいろとアイデアが浮かんですごいですねー。といったりすることがあると思うんだけど、アイデアは習慣なのだ。と、最近おもう。
小説家にしても、洋服のデザイナーにしても、画家にしても、その他アイデアで勝負しているひとというのは、ちゃんと考える習慣があるから、その流れの中からかならずアイデアがでてくる。
時々、思いついたようになにかをしたい。と思っても、意外とその習慣を手にいれるまではなにもできなかったりする。なんとなく、わたしの中の習慣のイメージは、ぐるぐると渦巻く線みたいな感じで、その中からときどき、小さな魚や大きな魚がぴちゃんと跳ねて、顔をだす。それがアイデア。
漠然となにかしたいなあ。と思っていても、案外手をつけてみるとできないことが多い。でもあきらめずにやり続けていると、習慣がうまれ、その中からアイデアもうまれる。そんな順番のような気がする。
小説家の宇野千代さんは、好きな作家のひとりなんだけど、千代さんは毎日かならず原稿用紙とペンのの置かれた文机の前に、座るのだという。なにもかけない日があってもいい。とにかく、毎日文机の前に座るのだという。これも、習慣の渦をつくるやり方なんだな。とおもう。

そういうわけで、なにも描けないなあ。でてこないなあ。と思ったので、自分の今日の顔を想像しながら描いてみた。つまんなそうな顔をしている。

08.2/5 アトリエ

年明けからはじめた家さがしも、こないだついに決めてしまった。
何件みたかな?猫OK物件のすくないこと、すくないこと。
自然の多い場所に、という条件につづく、アトリエも入るくらいの大きさ、駐車場もほしい、水まわりは清潔であってほしい、日当りがいい、など、いろいろと言っているうちに、ずいぶん遠くで決まってしまった。
宝塚市である。
梅田まで電車(特急とか快速とかはやいの)で26〜9分くらいなので、私達からしたら全然だいじょうぶ。ではあるのだけど、はじめての一軒家でもある。
都会のお気楽なマンション暮らしともお別れ。おしゃれなカフェやお店がある街とはお別れ。(とはいうものの、あんまり利用していなかったが)
そして、アトリエともお別れなのである。
1年と半月くらいしか結局いなかったなあ。最初から、まあ長くはいれないのだろうな。とは思っていたのだけど、なかなかこの1年半の間いろんな思い出ができたなあ。と思う。
naruseも、このアトリエがなかったら実現しなかったものかもしれない。そう思うと、なんだかとてもこのアトリエが恋しい気分になってくる。
さいしょは、普通のオフィスビルだなあ。と思っていた部屋も、そのそっけなさが逆によかった。なんとも仕事のやる気がでる部屋だった。おおきい北向きの窓からは、いつも青空がみえて控えめな日差しが夏はたすかり、冬は透明感のある日差しを注いでくれて、部屋の中の空気はいつも澄んでいたなあ。と思う。
3月中には引っ越し。
今ばたばたと、家の解約手続きやアトリエの解約手続きを進めているところ。
新居でも、このアトリエの凛とした空気感を持っていくことができたらいいのだけど。

08.1/31 ひとり撮影会

前にもかきましたが、わたしがデザインする洋服ブランドnaruseの作品撮影は、みずから被写体になってカメラを設置し、撮っている。
苦肉の策とはいえ、写真を適当にするなんてことはできない。と思っているので、できる範囲でいちばんおもしろい方法をいつもいつも、考えている。
作品のデザインを考えるのと同じくらい、考えている。
わたしは、ホームページからここまで来たなあ。と思っているので、ホームページというのは、私の一番の表現の場なのである。その一番の表現の場で、適当な写真は載せたくない。
なので、モデルが私ならなにがおもしろいかな。撮影場所はアトリエだけどもっと素敵に写すにはどうしたらいいかな。と考えあぐねた結果、このようなことをおもいつく。
これは、サリダという雑誌で表紙のテキスタイルをやっていた仕事を思い出して、やってみたこと。じぶんの絵と合成してみたらどうなるか?の末。
もうこうなってくると、自分だけどもう自分じゃない気がしてきてあんまり恥ずかしくない。いや、ちょっと恥ずかしい。でも、まあおもしろかったからいいか。
こちらは、名古屋ではじまるブックフェアーの期間にだす作品。couleurのブックカバー。
なんだか没頭して作ったなあー。1点もの、とかになるとおもしろいことを考えられるのよね。

BOOKMARK in NAGOYA le petit marche 
【本を遊ぶ another aspect of books 】 期間:2/9(土)- 3/9(日)
「本、読書」をテーマに、名古屋内外で活動するアーティストが雑貨やアクセサリー、洋服などを製作、展示販売する。  参加予定作家 : les deux/AKI NARUJi/wool,cube,wool!/umloo/竹内絵美/OGiSO/ASSOBOO/KOKO design office/atat/atelier naruse/moss*

08.1/29 すきな音楽を聴く

今朝は飼っている猫のイチローの去勢手術の日で、朝からばたばた、送っていった後は仕事をしていても不安で早く迎えにいってやりたい・・。とひたすら思っている。迎えにいくのは、だんなはんなんだけど私も今日は早めに帰るぞ。

そんなわけで、今日はめずらしく10時にはアトリエに着く。朝から残っていた仕事をかたづけている。お昼ごはんを食べたら名古屋のブックカバーフェアのブックカバー作りに、本腰をいれるところ。
写真はこないだやっと届いた、はしもとかずまさの新しく出たCD。なかなかいいなあ〜好きだな〜と思いながら聴いてる。思えば、何年か前までは音楽なんてほとんど知らなくて、流行の歌もなんだかピンとはこなくて、だからCDショップへ行っても、やることがない、みたいな状態だったのだけど、今ではちゃんとどんな感じの音楽がすきだなあ〜というのだけでも、わかるようになってきて大変うれしい。
といっても幅はとてもとても、せまいのだからまだまだ出会っていない名曲も星の数ほどあるにちがいない。
ちょっと前まではおしゃれぶって、日本語の歌詞の歌はあんまり興味がなかったのだけど、結婚してからだんなはんの影響もあり、日本の歌ではくるりやキセルが好きになった。と書きながら思ったのだけど、高木正勝やはしもとかずまさは、日本人だね。邦楽はあまり聴かない。といっていた時期にも、日本人の作る曲がとても大好きになったんだった。
最近買った日本のでは、原田知世のあたらしいのがよかったなあ〜キセルが作った曲が名曲だった。
こないだ名古屋に住む友達とCMでソニーのブラビアの曲がとてもいいね。という話になった。でもどうやらあの曲のはいったCDというのは、発売されていないそう。気になっている人、多いのでは。
なんにせよ、音楽のない生活は考えられない。とはまでは全然いかないけど、(まあ大丈夫)好きな音楽を聴いている時の気分はとてもいい。