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08.4/22 東京展示会

東京room021の展示会がおわり、つぎは大阪木テーブルにむけてまたせっせと準備をしています。
東京ではまるまる1週間、滞在していました。個展が終わった後、アヌ・トゥオミネンの展示もみたかったので。(しってますか?とてもよかったですよ)
ひさしぶりの東京での展示は、最初は心細かったのだけど、だんだんと強くなって回復していく感じでした。いまだに「東京」というものに、過剰なほどに畏れをいただいているわたし。いい加減この田舎者気質をなんとかしたいものだ。とよく思います。
個展は何度もやっているんだけど、ある意味慣れてはきているんだけど、ある意味、とても怖くもなっています。ちゃんと結果がでなかったらどうしよう。とか、人が来なかったら・・と今でも不安になったりしています。展示会中、一日雨だった日があるんですがその日はとてもとても暇で。このまま私が帰ってしまっても、誰もこないんじゃないか、と思ってしまうほど寂しい日もありました。
でも、翌日とてもいいお天気になって遠方からのお客さんも多く、ひとりひとり時間が結構ずれて来てくださったせいか、来てくれた方ひとりひとりとゆっくりお話することができたような感じがありました。
納期が遅れていた商品が、展示会中にちゃんとつくのかどうかとても不安でしたが、なんとか到着し来てくださったお客さまにちゃんと届けることができました。
それにしても、なんというか個展というのはやはりいろんなところで、気をつかうことでもあります。
個展なので、みるだけのお客さんもいたり、購入くださるお客さんもいたり。いろいろです。いつも思うのが、みるだけのお客さんに変なプレッシャーを与えてはいないだろうか。とよく考えてしまったりします。
私もよく展示会や個展やお店でのウィンドウショッピング(って最近はいわないか?)はするのだけど、本当に気に入ったものに出会ったら、買いたいところなのだけど気がちいさいせいか、お店や展示会の接客によって、ついなにか買わないと出て行けないような気がする・・と思ってしまって、つい買ってしまったりすることがあります。つい買ってしまうなんて、作った人にはとても失礼にあたることなのにね。
わたしの個展でも、そう思ってしまう人がいたら悲しい・・と思って、最近は、個展では会場にいないほうがいいのでは。と思ったりもすることもあります。
でも一方で、自分がとても好きな作家さんやデザイナーさんの展示会や個展にいくとき、作った人がいたらいいな。と思ったりします。そして、その空間のなにかを持って帰りたい。と思うことがあります。
そうやって考えると、いたほうがいいのかもしれない。いやでも・・と、なんでこんなことで悩むのだろうか。とよく考えます。
個展会場では、若干そんな複雑な気分を抱えながらいるのです。
ほかの作家さんってどんな感じのこと思ってるのかな?とよく思います。楽しそうに緊張感なくいらっしゃるように見えるのだけど、実際のとこどうなんでしょうね。
今回の個展できてくれたお客さんは、なんだかみんなお話していて楽しい方ばかりでした。なんというかいい人柄の方が多かったなあ〜と思います。こんな方がわたしの作品を気に入ってくれている。と思うと、嬉しくなるのです。家に帰ったら、お手紙までくださった方もいました。
そして最後は、いい個展だったな。と終わることができました。みにきて元気をくださった皆様、どうもありがとうございました。
つぎは、木テーブルの個展。
お会いできるみなさんとできるだけ、お話ができたらいいな。と思います。そして、普段インターネット販売が中心になっているので、よかったら試着だけでもしてみてもらえたら嬉しいです。少しずつ、naruseの洋服のことをわかっていってもらえたらいいな。と思っています。
期間中は、毎日通う予定です。木テーブルのある上本町は、わたしがこないだまで住んでいた街です。
近所のおすすめは、なかたに亭のチョコレートと、麺乃屋という美味しいラーメン屋さんがちかいです。(笑)わたしも個展中、麺乃屋はひさしぶりにいくぞ。と思っております。

08.4/8 あしたから

あしたから、東京の白金高輪にあるギャラリーroom021でnaruseの個展がはじまります。
今日から東京へ行くのだけど、東京は大荒れの天気のようですね。伊丹空港が近くなったので、飛行機でいこうと予約をしていたのだけど、欠航や遅れがあるかもしれないのでキャンセルして新幹線でいくことにしました。
ここ何日か、naruseの春夏商品の入荷の遅れで右往左往する日々がつづいていました。店舗への納品も遅れてしまって、ご迷惑をおかけしている方には本当に申し訳なく思っています。
なんとか、展示会までには納品してくれないとこれは本当に困る。ということで、なんとか明日までにすべての商品をギャラリー宛に納品してもらえそうです。
一部、在庫がすくなくて後日発送という形になる商品もでてくるかもしれませんが、その点だけご了承ください。
工場の方と電話したり、届けてもらったり、秋冬のサンプルの仕上げをしていたり、やきもきしながらも、なんとか昨日ギャラリー宛に荷物の発送が完了。
東京での個展は、2年程前の自由が丘のキャトルセゾンの時以来だけど、キャトルセゾンのはお店の一部でという感じだったので、私もほとんど顔をださず(スタッフと間違えられてしまうし)なんだかイベント的な感じで終わりましたが、ギャラリーを借りて個展というと、4年前?5年前になるのかな?の目黒のウフギャラリーという今ではもうなくなってしまったギャラリーなんですが、minaの個展やスタイリストの大森さんが手がけるイベントや、なかなか面白い展覧会をするギャラリーでさせてもらって以来になります。
なんだかもう訳がわからなくなりながら、ひとりで乗り切ったあの個展は今までやってきた個展でいちばん印象に残る個展になっています。3月の終わりで東京は目黒川沿いの桜がとてもきれいな頃でした。

関西は、こないだの週末が桜がいちばんきれいな時だったのではないかな。
なんとか仕事の合間をみつけて、日曜は家から車で10分くらいの中山寺というところの桜見物にいってきました。中山寺は、子宝のお寺としても有名でお初参りをしている生まれたての赤ちゃんをだっこした夫婦も何人かみかけました。わたしの母も、私がおなかにいる時に腹帯をもらいに中山寺にきています。おなかにいた頃以来なので、29年ぶりとかになるのかな?この近くに引っ越しをすると決めたのも、母のこのエピソードを聞いたからというのも、大きいのです。
思っていたよりも立派なお寺で、参道にはお団子屋さんがあったり、なんだか旅行にきたみたいなところ。
写真を撮りまくるだんなはんのせいで、全然前に進めず、長いこと門の前でぼーとお寺をみあげることになりました。おじいちゃんおばあちゃんの夫婦が楽しそうに、門の前に座っておしゃべりしていたり、子供が走りまわっていたり、なんだかのどかでいいお寺でした。
私達もお参りをすませ、子宝祈願のお守りをもらい、赤ちゃんのよだれかけに願い事をかきました。
境内にある願い事や子供への思いをかいた、参拝者の思いはなんだか読んでいるとじわっと泣けてくるくらい、優しい言葉ばかりでした。桜も、とてもとてもきれいでした。
個展前で、せかせか、あわあわと、気持ちが不安定だったのだけど、ずいぶんと癒されてきました。
明日からの個展にむけて、いい空気をいれておけてよかった。
さて、明日から頑張ってきます。
期間中は、わたしひとりで対応させていただきますので、何かとご迷惑をおかけしたりすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくおねがいいたします。
みなさんにお会いできるのを、こころより楽しみにしています。

08.4/4 掃除のはなし


東京の展示会で出す次の秋冬の新作のサンプル。ファッション業界は季節がはんたい。

試験前のときに限って、掃除をはじめてしまったりすることってあると思うんだけど、私は今だによくあることで、個展前になると急にすみずみまで掃除をはじめてしまったりする。
昨日がそれで、普段気になっていてでもしていなかったところの掃除をなぜか、とことんしてしまった。
手が荒れてきたので、途中からゴム手袋をしてぞうきんがけ。
すぐにお昼になってしまって、これまた適当なものでいいのになぜか料理本をみてひとり分のお昼ごはんを作ってしまう。2時、3時とどんどん時間はすぎる。ずっと仕事が気になっているのに、なんでだろう。
夕方になって、やっと仕事にとりかかる。すると、だんなはんから電話で車で迎えにきてほしいとのこと。(今、自転車が壊れている)帰りにちょっと遠いスーパーにまで行ってしまう。なにもこんなときに行かなくてもいいのに。
すると、夜ごはんの支度がはじまる。(これも料理本をみながらつくる)できる、食べる。ちょっとゆっくりしてみる。(掃除を頑張ったから肉体的には疲れている)なんとか仕事場にいくも、少しやると眠くなり(11時、12時頃)お風呂にはいり、寝てしまう。
新居は、2階建ての一軒家で2階建ての家に住んでいる人はわかると思うけど、階段にはすぐに埃がたまる。毎日ぞうきんがけをしないと、すぐにふわっと埃がまう。
家探しをしているときに、友達に2階建ての一軒家をさがしてる。と言ったところ、「2階建ては階段掃除が大変やで〜」と何度も言われたことを思い出す。
小さい事があまり気にならないO型の私は、最初の「あ」を見逃すと気にならなくなるのが困るところ。「あ」と思ったときにやらなければ、次にやるチャンスがないも同然。と28年の私とのつきあいから感じているところ。なので、気づいたらすぐに拭くようにしている。
でも階段掃除だけすればいいものを、ついでについでに、とやっているとすぐに時間がたってしまう。いいことなのに、個展前はこの癖がでてほしくないなあ。と思ってしまう。きたない中で生活するのは嫌だけど、多分きれい好きのだんなはんは、「いやだーきたないの」と思う限界がくるのが私よりも早いので、ほっといてもだんなはんが先にやるだろうに。
最近は、わたしがまめに掃除をするせいか掃除好きのだんなはんが掃除をしない。一方がだらしないと一方がしっかりするものなのかも。
個展前は、なんだかぴりぴりと嫌な雰囲気をだしてしまう嫁でございます。
(夫か猫か日記でかけばよかった)

08.3/25 不安な個展前

あたらしい生活にもだんだん慣れてきたんだけど、目下の不安は2週間後に控えた東京での個展。
naruseの春夏の即売会と次の秋冬の展示会と兼ねているんだけど、春夏の商品がまだ入荷してこない。
というのも、頼んでいる縫製工場の方が体調をくずされてひとり入院してしまったらしいのだ。小さい工場なので、一番いま忙しいときというのもあって2月末納品が1ケ月おくれてしまう。という事態になっている。
本来なら、webでももう販売をしているところなのだけど、しかたない。いつも無理をいって助けてもらっている縫製工場の方たちなので、こんなこともあるのだろう。
でも内心は、どきどきとても不安。
個展にはちゃんと間に合うのだろうか。店舗への納品がとても遅れている。洋服屋さんへいくたびに、新しい春夏の洋服をみて、どきどきそわそわしている。
そんな中、秋冬の釦の発注をしたり、サンプルをお願いしているAさんからのサンプルを待っていたり、クルールの作品をつくったり。いつもギリギリになって、あせっている。

あたらしいアトリエは2階の2部屋をもらった。
日当りがよくて、気持ちがいい。猫はいれたくなかったのだけど、人がいる場所にどうしても寄ってきたがるので、おとなしくしている時は入室OKにしている。小さな日なたをみつけてのんびり昼寝。猫はいいなあ。
さて、のんびりしていられない。最終の追い込み。がんばるぞ。

08.3/17 あたらしい町

ひとり暮らし、ふたり暮らし、どちらも狭いマンション暮らし。玄関スペースなんてものはなかったのだけど、今回ひさしぶりに「玄関」というのがある家。これは結構うれしいことで、玄関というと家の顔だから、というだけにきれいにしておきたいところ。
昨日は、近くの花屋さんへいってラナンキュラスを1本だけ買う。花束にすると高いけど1本だけだと300円くらい。300円でこんなに玄関にいくのが嬉しくなるなら、値打ちもの。
弟のりょうくんの描いた絵のポストカードを額にいれて、飾っているんだけど引っ越し祝いに1点絵を描いてくれるそうなので、もらったらここに飾りたいなあ。と思っている。
でもこのブルーの絵と、黄色いラナンキュラス、とてもあう色合い。

昨日は、だんなはんと車で隣町を散策する。
車で、15分くらいの距離で川西市というのがあるんだけど、その山手にある週末しか開いていないという雑貨屋をめざす。すごい坂道をあがったり降りたりするんだけど、なかなかみつけられない。近くにいた人に道をきくと、このあたりは本当にややこしいから。と言って、なんと車に乗って近くまで案内してくれるという。小さい4歳の女の子とお母さんを後部座席に乗ってもらって、ちょっとだけドライブみたいなことになる。
結局、みつけられなくて親切なお母さんと女の子とさよならして、でもなんだか諦めきれず、近くに車をとめてだんなはんとふたりで、住所をたどっていく。ぐるぐる、坂道や細い小道をたどっていく。住所が突然なくなったり、またあらわれたり。迷路のような道をふたりでひたすら歩く。
諦めかけた頃、ついにみつけた。が、お休みだった・・
でも、意外と残念でもなく子供の頃の宝探しみたいな気分でさがしたせいか、ふたりとも「じゃあまた今度こよう」ということになる。都会にも、いっぱいおしゃれでかわいいお店があるのに、なんでこんなへんぴな所にある店にこんなにまでして、行きたくなるのか。
山の上の空気はおいしくて、途端におなかがすいてきたので、雑誌でみてよさそうなところと思っていたお店へいく。昔の家を改装したような雰囲気のあるお店だった。パスタが美味しかった。
なんだか長野にいた時の気持ちを思い出すなあ。と思った。
大阪から長野の実家に3年程戻っていた時があったのだけど、たくさんの物にあふれた都会からかえってくるとなんとも長野は、なにもない。と思って悲しくなっていた時期があった。
でも、だからこそ長野に素敵なお店をみつけるととても嬉しくなっていた時があったっけ。
少しずつそうやって、自分の街という感じにしていってたなあ。

と、そんなこんなであたらしい町を満喫した週末も終わり、月曜は可燃ゴミの日なので早起きしてゴミを出す。引っ越してきて、早起きになった。
今日からまた締め切りへの秒読み体勢。洗濯物干しながら、ミシンを踏む。ごはんを炊きながら裁断する。(笑)家にいながら仕事をすると、両方できるのはやっぱりいいなあ。と思ったりする。
でもそのうちまた、アトリエが恋しくなったりするのだろうか。

08.3/11 あたらしい家

やっと引っ越しの片付けが終わった。
5日に引っ越しをして、まる1週間かかってしまった。すごい荷物。2トントラック2台ぎっしり。
2人と2匹で暮らすには、とても大きい家のはずなのにアトリエも兼ねているので家の中はあますことなくすべての部屋に役割があてがわれることになった。
なんだか怒濤の1週間で(ここ1年私達は怒濤ばかり)ひたすら段ボールの箱をあける作業から一日がはじまる。ゴミは大量に出て、ゴミ収集車を走っておいかける。
一戸建ての賃貸なので、ご近所つきあいが心配だったのだけどひととおりの挨拶を終えて、みんないい人達そうで安心。こうなると都会のマンション暮らしよりも心強い気持ちになってくる。おとなりさんは猫を4匹も飼っている。
そろそろ、ちゃんと仕事モードに切り替えてまたせっせと働かないとな。
今、新しくきた仕事をひとつと以前からお世話になっている雑誌のムックでの作品制作がある。あとは、1ケ月後にせまった東京での個展。そのあとにある大阪での個展。
案内状のDMが引っ越しの日に届いた。なかなかおもしろいできばえ。近々詳細をアップします。
naruse春夏のつづきは、もうしばらくお待ちを。春になってきたから、はやく紹介したいのだけど。