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08.10.31 なかやすみです。

さむくなってきましたねー
夏になると冬のことなんて、すっかり忘れてしまうのに寒くなってくると、ああ、冬ってこんなふうだったな。と思い出すんだな。
北欧紀行、ちょっとくたびれたので(笑)いっかい休み。

旅行から帰ってきて、naruseの秋冬ものも全部入荷してほっとひと息ついているところ。猫と一緒にのんびりと過ごしている。寒くなってくると、猫がいつも以上に近くに寄ってくる。そして猫をみていると眠くなってくる。。。
明日から11月。11月には木テーブルで個展がある。クルールの新作発表会も展示会中に同時開催なので、(11/25〜27日)バッグや雑貨をグッズ的な感じでつくっている。デザイン的なちょっとスタイリッシュなテイストの仕上がりになっている。こちらの販売は春から。
naruseのあきふゆも、ゆっくりなペースでご注文いただいていて気づいたらあ、SOLDOUTだ。というアイテムもでてきた感じ。サロペットパンツの紺色が人気。あと1着。去年からの定番の丸襟ジャケットブラウスも人気。これは本当にいいのよ。わたしも今年もお気に入りの一枚。
naruseの服は、自分でも着ているのだけどスタイリングによって全然違う雰囲気になったりする。写真のワンピース、シンプルに着ると上品な感じになるんだけど、私はジーンズやカーゴパンツとあわせたりして日常着としてよく着ている。去年もブラックとホワイトの切り替えでスモックブラウスなんかを作ったのだけど、この切り替えってなんだかとても好き。そしてジーンズとも相性がいいので意外とつかえる。購入くださった方、どうぞおためしあれ。

さて、次は北欧紀行にもどるか?もどらないか?きまぐれなのでわかりませんよ。

08.10.28 北欧紀行(3)

ガムラスタンの大聖堂
教会とか大聖堂とか、はいった瞬間、息をのむ感じがある。

旧市街地のガムラスタンの町は、かわいい家があちらこちらにある。
お店だったり事務所だったり、中をのぞいてあるくのがたのしかった。

ごみ箱と、うしろがトイレ。北欧カラーだね。

スカンセン野外博物館には、遠足なのか社会見学なのか小学生や幼稚園くらいの子どもがたくさんいた。
むこうの子どもは、カメラを向けると照れながらも手を振ってくれたりして愛想がよくてかわいい子が多い。

興味津々で話しかけてくれる子も多い。
だんなはんがカメラをむけているんだけど、こどもに好かれる気質があるらしい。うらやましいね。
わたしは、子どもでも緊張してしまうところがあるんだな。

スカンセンの丘の上からみた町の風景。曇り空でぼんやりしていたんだけど、なんだか外国だなあーとしみじみ感動。

スルッセンの駅前にあるミュージアム。入ってないんだけど、日本人が好きそうな建物の感じだな。とか思う。

最近、東京にも進出したH&Mの発祥の地、スウェーデン。むこうには日本でいうユニクロや無印良品みたいにどこにでもある。
みんなH&Mの服しか着てないんじゃないか・・と疑ってしまうくらいである。

ティオグルッペン。
こちらも、日本でももうよく見かけるブランド。なんだか日本ってなんでもあるんやね。
おみやげを探すがたいへんである。マリメッコやアラビア社やグスタフスベリやリサラーソン、どれも日本にも(むしろ現地よりも品揃えがよかったりもする)はいってきているものが多いのである。店の中も日本人観光客が多かったりする。

ごはんシリーズ(1)
スカンセン野外博物館で食べた、ニシンのフライの上にマッシュポテトがのったもの。
じゃがいも大好きの私は、日本でいうお米のかわりのポテトという食文化は全然問題ない。むしろ嬉しいくらいである。

ごはんシリーズ(2)
スルッセン駅前の屋台(なんか有名らしい)で食べた、ニシンのサンドイッチ。これがまたとても美味しい。
カモメが飛びかう湖がみえるベンチで夫婦でひとつずつ食べる。もっと食べたかった。

ごはんシリーズ(3)
こちらは日本のガイドブックによくでていた「ペリカン」という老舗レストラン。
スウェーデン語のメニューだったので、さっぱりわからず持っていった本の切り抜きに載っていた料理を指さして、そのまま注文。
すごい量の料理で食べきれなかった。美味しいんだけど、ちょっと塩がききすぎている。ミートボールもちょっと飽きてきた頃。
でもじゃがいも好きの私は、ポテトには飽きない。

タック(ありがとうよ〜)

帰国してからはや2週間経過。かなしいもので、だんだん私の中から北欧が遠ざかってきている。
はやいうちにこの残っている北欧を書き記していかないと・・とあせりながらも、忘れてきていることも多く、ガイドブックを片手に書いている紀行である。

ストックホルム一日目
旅の間中、朝の出発時間は意外とはやかった。というのも、むこうは日本みたいに夜遅くまであいているお店というのが、個人のお店では少ないからである。夕方4時とか遅くても6時になるとちゃんと閉まるため、昼くらいにのんびり出発すると、ランチでもして出ると、どこもかしこも閉まってしまうのである。
なので毎日、朝7時半起床、8時に朝ごはん、9時半出発。というのが旅中のサイクルだった。

むかったのは、ストックホルムの駅。ツアーカードなるものを買う為である。
このツアーカードがあると、電車、地下鉄、バス、観光施設(美術館や博物館など)が期間中、そのカードを見せるだけでOKという優れもの。言語が不得意4人組からしたら、これはかなり助かった。それに、物価の高い国なので、美術館や博物館も日本よりも若干高め。値段をみてはいるのやめよう。という感じにならなくてすんだので、とりあえず入れるところはいろいろと入ってみることができた。電車だって乗り放題。
そのカードを駅で買うのも、ご想像とおり一筋縄ではいかずかなりの時間を要したのだけど、それを書いていたらもうぜんぜん前に進まなくなるので、そちらは飛ばしていくとしましょう。

ツアーカードを手に、最初にむかったのは旧市街地のガムラスタンという街である。
ストックホルム中央駅からひと駅なので、歩いてもいける距離。せっかくなので歩いていくことにした。旅の初日は、もう歩いているだけで楽しいのだ。顔がちいさくて足の長いスウェーデン人をみるのも、天使みたいな子どもをみるのも、素敵すぎる街並みも、どれもこれも新鮮である。
ガムラスタンは、スウェーデン王宮を中心にした小さい街でジブリの魔女の宅急便の舞台にもなった場所でもあるらしい。石畳のでこぼこした街は、ほんとうにキキが住んでいそうな雰囲気の街である。
観光スポットなので、すごく素敵な街並なのだけど、並んでいるお店は意外と京都の新京極っぽいような店が多かったりもする。なんで観光客向けって、ちょっとこださくなるのかなあーもっと地味だったらいいのになあーとも思った。日本人なので、すぐに買い物〜という感じになってしまうのが悲しいところなのだけど、意外と物欲をそそるものはなくて、50%オフになっていた生地を少し買ったくらい。
でも素朴に街歩きをたのしんだ一日だった。なんだか何をしていても楽しい旅の初日。

翌日いったのが、スカンセン野外博物館。
スウェーデンの昔ながらの暮らしぶりがみれる、アミューズメントパークみたいな所である。行ったことないけど、倉敷のチボリみたいな感じなのかな?
遠足できている小学生くらいの子ども達が、たくさんいた。
なんてむこうの子ども達はかわいいんだろう!と言うのは、旅の間中何度も何度も思ったことだった。
たぶん、洋服のセンスなんかは日本の子どものほうが今やお洒落である。だけども、だけども、みんな天使みたいな顔の子ばっかりである。そして、人なつこくて(おそらく大学生くらいに見えている)日本からの旅行者である私達にも、いろいろと話しかけてくれたり、カメラを向けるとポーズを撮ってくれたりしてちょっと感激である。必死で、その子ども達を前に、日本語の「コンニチハ」をおしえる、かなえちゃん。かなえちゃんとうちのだんなはんは、ちょっと似ている。物怖じしない性格というか、人に対して積極性があるというか。そういう2人には子ども達が寄ってくるんだな。わたしは、日本でも外国でもどこか消極的な態度な為、ただ後ろからニコニコするので精一杯である。お店へはいっても、最初に発する「へい(こんにちは)」がどうも、気恥ずかしくて小さい声になってしまう。「へい・・」と言うたびに、心の中で「へいって・・」と小さくつっこんでしまう自分がいることが悲しい。
その日は、スカンセン野外博物館のあとも、ひたすら博物館ばかり行くという一日。
船の博物館や民族博物館や。
スウェーデンの旅の予定は、かなえちゃんが組んでくれたのだけど(フィンランドは私が)博物館巡りばかりしていると、さすがにもうなにをみても感動しなくなってきてしまった集中力が持たない私は、民族博物館で「もう博物館はあきた」と言ってしまう。ちょっと悲しい顔をするかなえちゃん。ごめんよ。
朝はやくに出発しているせいか、いろいろと見てまわっても、時間はまだ3時くらいだったので、電車に乗ってスルッセンの街へいく。ちょっと買い物でもしようではないか。途端に元気になる日本人のわたし。
ティオグルッペンやH&Mや日本の雑誌で載っていた雑貨屋さんなどをまわる。
スルッセンの駅前にある、屋台で食べたニシンのサンドイッチは絶品だった。ほんとうに美味しかった。

スルッセンは、若者が多い街という感じでうーん大阪でいう心斎橋みたいなかんじ?東京で例えたいところだけど、東京はよくわからないので・・いや、東京ほどの都会は都会すぎてあてはまらないのかも。
そのスルッセンで、屋外のカフェバーみたいなところで4人でチマチマと飲んでいると、だんなはんが酔っぱらいのホームレスみたいなおじさんに絡まれる。タバコを吸っていただんなはんは肩をおもむろに叩かれ、タバコをくれ。と言われている。かなえちゃんは、おじさんを見ないで、「無視、無視したほうがいい」というのだけど、だんなはん親切にもタバコをあげている。おじさんは感激してだんなはんに友好の言葉を次々と投げかけていた。ちょっと嬉しそうな顔になるだんなはん。まあいいか。
晩ごはんは、だんなはんの大学時代の先輩の同じく北欧へ新婚旅行へ行ってきた宮下さんがブログで書いていた、ペリカンという老舗レストランへ。
ロッタちゃんの北欧の本にも載っていた、スウェーデン料理が食べれるお店らしい。
なんとなく高級そうなお店だけど、大丈夫かなあー?と中にはいったら、意外とそうでもなく、でもとてもいい雰囲気のレストランだった。
メニューは、スウェーデン語だけで英語メニューがない。そして、お店の人は親しみやすそうな雰囲気でもなく、忙しそうだったのでしどろもどろの英語で説明をこうのも、小心者4人組はなんだかできなくて、ロッタちゃんの本の切り抜きをみせて、これと同じのください。と指差しで伝える。
そしてでてきた量が、すごい量。宮下さんもブログで書いてたけど、最後は苦行のようだった。とあるんだけど、本当に食べきれなかった。でも、じゃがいも好きな私は昼に食べたマッシュポテトがあっても、全然そこは問題なかった。でも古くからのスウェーデン料理の味なのか、昼間食堂みたいなところで食べたごはんのほうがちょうどいい味付けで、食べやすかった。ペリカンのは塩がききすぎていて、濃い味つけ。
でもなんとか食事を終えて、夜10時頃になっていたのかなあー。夜の街を歩きながら、なんとなく旅行者でなく、その街の住人になったような気分で慣れてきた電車に乗って、ホテルへ帰った。

ペリカンのレストラン

さて、次回はリサラーソンの工房があるグスタフスベリへむかいます。

08.10.24 北欧紀行(2)

飛行機は、フィンエアー。
乗ったらすぐにでてくる機内食で、なんとなくもうフィンランドの感じ。
蕎麦もある。お弁当箱みたいなのの中身は、グラタンみたいなの。

前の座席にすわる長屋夫婦。
夫は語学勉強。嫁は小説。この夫の長屋くんは、機内食を食べているときもエアクッションをしたまま。
後ろから見ていると、えりまきとかげみたいだった。

おそらく、ロシアの上空。
夕焼け空だと思う。機内はみんなぐっすり睡眠中のなか、こっそり窓をあけてみたらこんなきれいな風景。

下は雨でも、雲の上はずっといいお天気なんだなあ。と思ったりする。
飛行機の窓から外をみるときの感じは、テレビをみている感じにちょっと似ている。窓があけられたらもっと違うふうなのかな。

フィンランド到着。
ストックホルムまで乗り継ぎ時間、2時間程。ねむいなあ。
日本では何時くらいだろう?大体夜の11時くらい。でもこちらは、夕方5時くらい。
長い一日になった気分。でももう眠いなあー

スウェーデン到着。アーランダ空港から、電車に乗ってストックホルム中央駅まで行く。
切符の買い方に戸惑い、右往左往しながらもホームに着く。
改札がないから、勝手に乗っていいの?というので戸惑った。切符はホームで買える。
なんとなく皆、ちょっと緊張している。日本よりも暗い洞窟みたいなホーム。

スウェーデン初めての朝。
ホテルの窓からみる、初めてのスウェーデンの街並。

グ モーロン(おはようさん)

スウェーデンのストックホルム中央駅に到着したのは、現地時間の夜10時頃。
日本時間でいうと夜明けの4時頃。
男前の若い駅員さんに、かなえちゃんがホテルまでの道をきく。歩いて15分くらいだというので、4人で大きいスーツケースを、ごろごろ押しながら歩く。
さっきまで写真を撮り続けていただんなはんは、途端にカメラをしまいこんでしまう。(気持ちはスリにあうから気をつけろ!と、意気んでいたらしい。)
夜10時というと日本の都会だと、まだにぎやかな時間帯なのに人影まばら。街灯もあかるくなく、暗い中初めてのスウェーデンの街並をみるも、駅の裏手のほうだからかなんだか、キラキラとした感じがない。
工事中だったり、なんとなく裏びれた印象だった。
そうこうしているうちに、無事ホテル到着。
フロントで、HISでとった予約の紙をみせると早速英語でうにゃくちゃくちゃ〜ちゃ〜(こうにしか聞こえない私の耳)と言われ、そのうにゃくちゃーちゃちゃーの中にカードという言葉が聞こえる。え、もうお金払ったよね。と思い、だんなはんはその旨を単語をならべながら聞くのだけど、だんなはんもよくわからない様子。ただ、金を二重払いだけはしたくない。という思いで、必死で先に払いました。と言うのだけど、通じていない様子。と、あとからわかったのだけど、(部屋で冷静になってむこうの言ってた単語を組み合わせていくと時間差で謎がとけたりする)保証の為にみせるのだという。セキュリティとかなんとかとも言っていた。
ただ、正確にはわからず不安な気分のまま部屋へ行く。
そしてフロントからあんなにつまづくとは・・と外国の恐ろしさを実感しただんなはんは、途端に自信をなくしていらっしゃる。明日から、大丈夫だろうか・・ごはんとか、電車とか、ちゃんと乗れるのだろうか・・。なんて言っている。わたしは、昔学生の頃にいったロンドンでホテルに着いたその日に部屋の電気がつかず、フロントに一緒の部屋だった杢キリンのしまちゃんと、必死でブロークン、でんき、あ、ライト、ブロークン、チカチカ、ノー!とか言ったりして通じず(笑)結局諦めてしまい、気まぐれにつく電気に一喜一憂したことを思い出す。どうして日本の英語教育は、こんなにも英語が喋れない教育なんだろう。いい大学にでているだんなはんでさえ、こうなんてちょっとおかしいじゃないか。とかも思ってみたりする。私は、我が家の教育方針をうたがったりする。

しばらくして長屋夫婦が部屋に訪ねてくる。どんな部屋どんな部屋〜?この2人は旅行中、とりあえず部屋をみにくるのだけど、私達もみにいきたい〜と言うと、散らかっているから・・と軽く拒否してくる。(なんでだ)
同じツインタイプの部屋を予約しているんだけど、ホテルによっては部屋の間取りが結構ちがってくることがあって、見比べては落ち込んだりしていらっしゃったね。
私達夫婦は、まあどんな部屋でも一日いれば愛着がわいてきて、外から部屋へ帰ってくると、自分たちの家みたいに、いとしく感じたりした。スウェーデンでは4泊ずっと同じ部屋に泊まっていたので、部屋をでるときはちょっと寂しい気持ちになったりもした。とくにそんなにいいホテルじゃなかったのだけど、朝ごはんは毎朝たのしみで早起きして、しっかり食べた。

ストックホルムのファーストアマランテンというホテル。日本のビジネスホテルみたいなレベルなのかなあー
でも結構ひろい。

さて、なかなか前に進まない紀行ですが、いいですかね。
せっかくの久しぶりすぎる海外旅行なので、覚えているうちにいろいろと書き残していきたいな。と思っていて・・
次回はついに、ストックホルムの街にでますよ。

08.10.19 北欧紀行(1)

へいへい
いってきました、北欧2ケ国。スウェーデン、フィンランド。
10年位前にきた北欧ブームの時から、ずっと行ってみたかった。
ちょうど服飾学生だった頃に出会った洋服ブランドのmina(ミナ)をみて衝撃を受けた時から、minaのデザインのルーツは北欧にあると知ってから、ずっとずっと訪れてみたかった国だった。
新婚旅行は、北欧に。というのが、結婚相手がみつかる前からの夢だったのだけど、おかげさまでこの度みごと達成することができて、たいへん幸せでございます。

スウェーデン4日間、フィンランド4.5日間、移動に往復1.5日と、全部で10日間。
新婚旅行なのに、新婚夫婦の友達2人と一緒にいくというなんとも小心者な私達夫婦は、ツアーではなく初めて個人旅行で海外へ。私は学生の頃にロンドンとタイへ行った以来で、海外旅行は8年ぶり。だんなはんに至っては初海外である。
一緒にいった夫婦は、何度か海外へ行ったり、嫁さんが短期留学経験者なので、この2人と一緒なら安心だろう。となんの心配もしていなかったんだけど、出発の1週間前になってこの夫婦との電話で、嫁はんのかなえちゃん:「なんか、最近ストックホルムでは、日本人が被害にあうスリが多発しているらしいでね。(かなえちゃんは高知出身)私達、ちょうど駅に着くのが夜10時頃やけえ、ホテルまで徒歩15分くらいかかるらしいんよ。相談したんやけど、危ないでビデオカメラ、持っていくのやめるでね」と、言うのだ。
スウェーデンとフィンランドというと、ヨーロッパの中でも安心な国とされている中で、このこわがりよう。
新婚旅行用に、と買ったらしいビデオカメラをスリにあうかもしれないから。と言って、持っていくのをやめたのだった。私達夫婦は、「エエー!」と驚く。なんでこの人達こんなに怖がっているのだ!海外には何度もいっているのに・・意外と私達とそんなに変わらないのかも。と頼りにできない感がただよってくる。

しかもだんなはんは、直前まで仕事に追われて旅の下調べをするどころか、ノルウェーにいくと勘違いしていたりする。
出発2日前、「飛行機に乗ってる間の本をみに本屋へ行こうと思うんだけど、あなたは何読むの?」と聞いたところ、村上春樹のノルウェーの森。と、言うだんなはん。おそるおそる、なんで?と聞くと、だってせっかく行くのだし。と言う。何度も、ノルウェーじゃないよ。スウェーデンとフィンランドだよ。と言っているのに、間違いつづけるだんなはん。旅中も、地図をひろげながら、スコットランドって・・と、言いかけていた。
まあそれくらい、だんなはんからしたら、スウェーデンもスコットランドもストックホルムもノルウェーも同じようなイメージだったのだろう。(首都か国かもいまいちはっきりしていなかった・・)

でも、終わってみればいちばん現地で頼りなかったのは誰あろう、わたしである。
英語がまったくわからない。しゃべれない。中学生レベルでもない。
4人とも基本的に喋れないのだけど、レベルでいうとわたしが一番下である。なんとも情けない場面に何度もでくわすはめに。だんなはんは、いい大学出身者なので勉強はしてきた人である。なんとか知っている単語を組み合わせながら乗り切っていくのだけど、あとから「ねえねえ、なんていってたの?」と聞くと、しらっとして「さっぱりわからん。」と言ってきたりする。
それでも、むこうの人は親切な人が多かった。みんな笑顔だし、わからなかったらばかにした表情でなく、親切にゆっくり喋ってくれたりする。そして、電車やバスのチケットを買う時に何度か、スチューデント?と聞かれた。日本では30歳前後にしかみえないのに、むこうではどうやら22〜3歳にみられていたのではないか。
なにはともあれ、印象としたら日本よりも安全な国のように思えた。大阪のミナミのほうがよっぽどデンジェラスである。

そんな4人で、なんとか行って帰ってこれた。電車にもバスにもトラムにも船にも乗れた。レストランで注文だってできた。
そして、嬉しくなるような出会いもあった。
これから、ちょっとずつ思い出しながら書いていこうとおもう。

08.9.26 さいきんのこと

先日、naruseの秋冬の新作撮影をひとりもくもくとこなしていると、猫のイチローがやってきた。
デジカメのタイマー(10秒)で撮った瞬間である。なかなかいい写真になってしまった。
ここ、関西の宝塚市はまだ昼間はもんやりと暑い。台風だったり大雨の前は空気がしっとりとする。写真のナイトドレス風ワンピース、厚手のしっかりした麻素材なので、まだちょっと暑いかな。というかんじ。
naruseの服も、アイテムがどんどん増えてきた。いつも発注数をかんがえているときに、悩むところなのだけど、意外とこれはあまり出ないだろうな。といって数をたくさん発注しなかったものがけっこう売れてしまったり、これは大人気だよ。というものが、全然でなかったりする。ときどき、一致することもある。
でも、基本的にどれもわたしが好きでほしいな。というもの。なので、工場から納品されてくるときは、とてもワクワクどきどきする。そして、すぐにでも着たいと思い、ウールだろうがすぐに着てみたりする。
第1陣で入荷した人気だったゴムのスカートは、グレイもグリーンも両方着ているんだけど、これが今の気分にぴったりなのである。去年にはなかった気分で、今年は裸足よりも靴下。なんだけど、膝上の靴下をグレイを筆頭に、黒、深緑と購入して、このスカートとあわせてよく着ている。真冬は厚手のタイツとあわせる予定。
秋は、おしゃれを考えるのが楽しい季節で、夏は暑苦しくてつけられなかった巻物や、重ね着も叶えられてうれしい。でかける用事などなくても、家の中でもおしゃれしてみたりして一日過ごしている。

最近読んだ、読んでる本。
片桐はいりのエッセイ「グアテマラの弟」
石川利昭「ネコ語がわかる本」
最近みた映画。
「グーグーだって猫である」

猫づいている。
ネコ語がわかる本は、ムツゴロウ王国でネコの世話を担当していたという方が書いた本で、ネコの飼い方としてとても勉強になる。共生するという考え方に近いかな。
グーグーだって猫である。は、水曜日のレディスディにみにいった。naruseの新作をアップするという仕事を終えたあと、猛ダッシュでごはんを炊く準備、掃除などをして夕方頃ひとり、いそいそとでかける。
観ている間中、なんだかしあわせだった。そして、結構泣いた。そして、旅行中留守にすることを、申し訳なくおもった。映画館をでたら、旅行期間中猫の世話をおねがいしている友達にばったりと会う。ひさしぶりに会う彼女は、なんだかきれいになっていた。今から彼氏と約束しているという。なるほどなるほど。
片桐はいりのエッセイは、フィンランド滞在のエッセイ「わたしのマトカ」を、旅行前にもう一度読み返しておこう。と思い、読み返していたら毎日笑いながら寝る始末。もうこうなったらフィンランドの参考として読みたいというよりも、片桐はいりの文章をもっと読んでたい。と思って、買ってきた本。

旅行まで、あと1週間たらず。
明日は猫の世話をたのんだ友達3人と、滋賀からさやかちゃんが泊まりがけでやってくる。
女子5人(私をいれて)とだんなはんは、どういった会話をするのだろう。ちょっと楽しみである。

08.9.19 バナナと三日月展と、バッグ展

いま、ふたつの企画展に作品をださせてもらっているのでその紹介。
ひとつめは、BANANAMOONで9月11日からはじまっている「バナナと三日月」展。
兄が運営している美術館で、ときどきユニークな企画展をしていておもしろい。今回も、いつもバナナムーンで個展をしてくれている作家さんを中心に、成瀬家の人々も参加している。
わたしが出展したのは、左の写真のワンピース。naruseで去年だしたワンピースに、いろんなものをくっつけた。釦だったり、三日月の刺繍をしたり、月のプリントをパッチワークしたり、裾にボンボンレースをつけたり、後ろ姿もなんやかんやとつけている。そうしているうちに、もとのワンピースのイメージがどんどん変わってくるからおもしろい。シンプルで素敵なワンピースがちょっといじわるな魔法使いの家になったよう。
三日月は、なんだかあやしい夜に似合う月だな。と思って、つくった。

もうひとつの企画展は、大阪の上本町の木テーブルで明日からはじまるバッグ展。
3つのバッグを作った。秋のあったかいイメージのバッグ。3つのバッグを並べたときに色の組み合わせが似合うものをというのを、一番意識した。
てづくりのバッグや小物は、最近ではこういう展示でしか発表していないので、お時間ある方はみにいってもらえたらうれしいです。クルールのネームタグも新しくなりましたよ。

バナナと三日月 2008.9.11(thu) - 10.28(tue)9:30 - 18:00(定休:水曜 臨時休:9.25)
museum cafe BANANA MOON 長野県安曇野市穂高有明3613-32 T.0263-83-8838

バッグ展 2008.9.20(sat) -28(sun) 13:00 - 18:00 (定休:水曜)
木テーブルアトリエ 大阪市天王寺区上本町6-8-9 上七ビル2F8号室 T.06-6776-8766