77

09.7.27 夫婦って

ある日のハナシのシとか見てると、あやちゃん(私)とこなんてめっちゃ仲良さそうにしてるなあ〜って思うから、喧嘩なんかするん?と、友達によく言われる。夫婦喧嘩のことである。
いやいや、よく喧嘩する。小さいのから大きいのから、よーくする。
喧嘩中は、2階建ての家に住んでいるから、1階と2階にわかれたりする。1階の人が2階に用事があるときは、自然と物音で2階の人が1階に移動したりする。テレビを見たいなというときに、テレビの部屋をのぞくと先に見られていたら、諦めるしかない。
食事は、2人分一応作るけど食べても食べなくても、ちょっとむかつく。
というように、普通の日常よりもかなり緊張感のある生活になるから、かなりかなり疲れる。そして頭の中は最初は怒り狂い、長引くとなんでこんなにおこってるんだっけ。となる。最後は意地である。がまん大会。
今回は、じわじわと予兆があり、爆発し、長引き、トータル4日間くらいに渡る長期戦だった。あー疲れた。
最後は、わたしが作ったカレ−うどんを前にふたり同時に、「もうやめよっか」と言って試合終了。引き分け。

と、いつもの日常になってまたリラックスした日々がやってきて、普通の日常ってありがたいな〜と思ったりしたから、こういうことを気づかせてくれたのかもね。ふつうが一番やね〜

ということで、そんな仲直りした週末は、だんなはんの31歳の誕生日で共通の友達である、万華鏡作家をやっている金川さんと彼氏の伊藤くんが我が家へやってきてくれて、伊藤くん特製レタス鍋を作ってくれた。
これが、もうもう最高にうまい。ほんとうにうまい。コンソメとわかめがベースの鍋なんだけど、ズッキーニやパプリカ、トマト(トマトが最高)水菜、ブロッコリーと野菜がとてもおいしく食べれる鍋なのだ。
野菜以外には、たこやあさり、鮭(これも最高)、チョリソーがはいる。これもどれも合う!そして最後の締めは、リゾットである。これがまためちゃくちゃ美味しい!!
だんなはん、いい誕生日である。おまけにケーキまで買ってきてもらって、私達(私)とくになにもしないでよかった。ほしがっていたマリメッコのリュックサックを買いにいったくらい。
でも久々に、結婚前にだんなはんも一緒によく遊んでた友達だったので、本当に楽しかった。共通の友達がいるというのは、いいものである。
喧嘩しているときはそんなこと考えもしないのだけど、普通にあるものが大事だなあ。と改めて思ったりする。

と、その大事な友達の金川さんが今度芦屋のスペースRで万華鏡教室をやります。
http://www.ryu-ryu.com/cgi-bin/news/detail.cgi?no=302
まだ募集中みたいなので、よかったら参加してみてください。わたしも2度程参加させてもらったことがあるのだけど、自分だけの万華鏡ってなかなか素敵です。出来上がった後、参加者みんなでそれぞれの万華鏡を見合うというのも、楽しい。それぞれ色とかいれるものとか、無意識に自分の個性がでるものだなあ。と思います。
そして金川さんはきれいで優しい素敵な女性です。

09.7.14 りょうくんの絵

前回のある日のハナシのシで書いていた、弟のりょうくんの絵。
この絵の服は、naruseの服なのだ。タイトルは、「眠り」というのだって。服が眠っているんだね。
2007-8の秋冬で作った、白い丸襟のリネンブラウス。なんだかうれしいな。持っている人もちょっと嬉しいよね。
先日、結婚祝いにと(もう2年たつけど)りょうくんに絵をもらった。かねてから、リクエストしていたんだけど、個展前はナーバスになるし我が弟ながら時期を見計らって、送ってもらうようにお願いした。
で、届いた絵がまたとてもすばらしい。だんなはんもりょうくんの絵のファンなのでとても喜んでいる。
早速、玄関にかざった。
こないだまで開催していた、東京での個展が終わってちょっと興奮気味で電話で話したりょうくんは、こんなことを言っていた。
絵を描くのは、くるしいことのほうが多い。
りょうくんは、高校生の頃から絵を描いて個展をしている。私と同じで就職したことがなく、いきなり画家として社会に出ている。
個展の度に、いい評価も悪い評価も若いながらにきちんと受け止めてやってきた、真面目な画家である。
でも、悪い評価というのはいい評価よりもずんと重くのしかかってくるもので、若いナイーブな心をひどく傷つけられてきてもいる。逆にいい評価だった時も、次回の展覧会へのプレッシャーへとつながり、もう吐きそうなくらいに、精神的につらい時期を何度も乗り越えてきている。それは今も変わらず。
でも、りょうくんの展覧会はいつもとても人気でこんな時代に、値段も高価なものなのに、すごく売れている。これは本当にすごいことだと思う。
でも、結果をだすからにはやっぱり努力しているなあ。と家族の立場からみてもそう思う。毎日毎日、絵のことを考えて、毎日毎日絵を描く日々を過ごしている。それはそれは、普通の20代の若者よりもとても地味な生活を送っている。ときどき心配になるくらいに。
展覧会のあとの評価だけみると、とても華やかな所にいるように思うようだけれど、いやいやとても地味である。なんだかすごい旅をしたり、すごい体験をしないといい絵が描けないと思ってしまいがちだけれど、りょうくんはそんな地味で、真面目な生活の中でこつこつと絵を描いている。
だから、りょうくんの絵のモチーフは日常の中にある。「これを見て描いたんだ。」というモチーフをみて、びっくりしたりする。なんてことないベッドのしわや、窓、電球、お皿。絵の世界につれていってもらえて、ラッキーだねえ。と言いたくなるような、私からみたら、なぜこれをモチーフに。と言いたくなるようなものが多い。でも、だからこそなんだかすごいな。と思う。絵の中の世界は現実のものではなくなっているところが。現実でも素敵なものを絵に描いたら、やっぱり素敵なのは想像がつくけれど、そうでないものをモチーフにして、絵の中で創造しているところがすごいなーと思う。と、こうやって書くと、naruseのブラウスがなんてことないみたいじゃん。と、思うんだけどそうではなくて、ちゃんと違うものになっているところがすごいなということ。

なんだか、絵を描く上での辛いことともきちんと向き合っている姿勢が弟ながらにも、尊敬するところだった。
苦労したから、えらいというわけじゃないけれど、でも物をうみだして、発表するということを継続してやっていくというのは、いろんなプレッシャーがついてまわるものだなあ。と、改めて思ったりする。
ちゃんと階段をのぼりながら、進まなくてはだめなんだもんね。同じ階数じゃあ、だめなんだもの。

と、自分に置き換えてみてしまったりする。
もう早いもので、次の春夏のデザインを考えている。。なんだかノンストップだなあ。。

09.7.8 忙しい日々続く

なんだか息つく間もない、日々。
と、すぐに大袈裟に考えてしまうところがあるんだけど、きっともっと忙しい人なんていっぱいいるんだろうなあ。わたしの「忙しい」と思うレベルは、なんというか気持ちが追いついていない時なのかなあー。

写真は、先月撮影した秋冬ものの置き撮り写真。プロのカメラマンさんが撮ってくれると、なんかすごくかっこいい。月の刺繍が胸元にある薄手のウールのスモックブラウス。月のモチーフは、父の美術館がバナナムーンだったり、私がなぜかルナシーだったり(夫か猫か日記19を参照)、ムーン柄はcouleurの作品の時から、よく作っていたモチーフだったので、naruseでもだしたいなあ〜なんて思っていた時に、友達の杢キリン喫茶店のしまちゃんが、子どもに月野ちゃんという可愛らしい名前をつけたという事もあって、月野ちゃんのことも思いながらデザインしたのだった。今回は、スモックブラウスとバッグと、靴下にムーン柄がでる。月のモチーフは、なんだかそれだけで幻想的で深い何かがあるね。

今その秋冬ものの工場へ出す生地や資材などを用意したりしていて、大忙しな時。昨日、大半の生地を出荷できたから、あとはこまごまとした、ネームタグや洗濯ネームや提げ札などを送ったりするだけかな?
わたしは、メーカーから生地を買うこともあるんだけど、倉庫などで生地をみつけてきたりして購入することが多いので、サンプルを作る時に一気に来季につくる布を買い占めないといけなかったりする。
巻きで50Mくらいの反物を、何本もラックに積んでいるんだけど、床、抜けるんじゃないかと、どきどきしている。最近、レンタル倉庫みたいなのの広告があると、いくらくらいかしら?と、つい見てしまう。(まただんなはんにおこられるわ)
2人暮らしにしては、相当でかい家を借りているわりに、私の仕事道具がつまっていてなんだかもっと広いところがいいな。とさえ思っている自分がこわい。。きちんと整理しなくてはな。

こないだの日曜には、京都の駅美術館で開催されていた、ミヒャエルゾーバの展覧会へだんなはんと行ってきた。わたし、ミヒャエルゾーバに会ったことあるんです。ある日のハナシのシ1をみてみて。
握手会だったのに、恥ずかしがりの臆病者のわたしは、固まってしまって握手会の列に並べずに見ているだけだった、という22歳の若かりし頃の思い出。みてみて、と言えるもんでもないね〜
京都の展覧会は、すごーくよかった。改めて、ゾーバっていいなあ〜と、思った。そして、うちの弟が、ミヒャエルゾーバをすごく好きで、ゾーバに影響を受けて今のような絵のスタイルを築いていったんだけど、最近の弟の絵がまたすごく良くなっている。成瀬遼HP http://r-naruse.com/
こないだまで、東京の京橋にある羅針盤というギャラリーで展覧会をやっていたのだけど、評判もすごくよかったらしい。兄弟の中で、一番の出世株である。
と、話がどんどん変わっていってしまうね。
京都では、ほかにはminaperhonenへも行った。あいかわらず、美術館みたいなお店で、店員さんも可愛い方ばかりだなあーなんて思う。イッタラで作っているという、素敵なお皿を買った。
その後、京都に住むだんなはんの妹夫婦と合流して、ラーメンを食べにいく。このラーメン屋さん、ずっと行きたかったラーメン屋なんだけど、いつもお世話になっているデザイナーの慎太郎さんの弟さんがやっている、山崎麺二郎というラーメン屋さん。
なんというか、すごく好みな味である。女性ってラーメンの汁まで全部飲むのってできない人のほうが多いと思うんだけど、ここのは、できる。なおかつ、もうちょっと食べたい。とさえ思わせる。
あまから手帖にも載った、おすみつきのラーメン屋です。ラーメン好きな方、ぜひに。
山崎麺二郎 京都市中京区西ノ京北円町1-8 (075)463-1662

そんな忙しくなさそうな日記を、書いてしまった気がする。
ときどき、遊びながら仕事をしています。
あ、今思い出したけども、前にかいていた猫ちゃんは結局、我が家にはこず・・・9割くると思っていたのだけど、だんなはん説得しきれず。かわいい子猫ちゃん。。

09.6.24 かわいいねーいそがしいねー


赤ちゃんにもちゃんと手相が!
待望の赤ちゃんがうまれましたよ。なんちゃって
弟の赤ちゃんの花ちゃんです。うちの猫と同じ名前。4月うまれ。
うまれてすぐ見に行きたかったのだけど、弟は東京に住んでいるので、だんなはんと私の仕事の都合があわず、のびのびになって2ヶ月たってようやく見に行けた。ぷくぷくしてくる時みたいで、ほんとうにぷくぷくしてて可愛かった。
お嫁ちゃんのまきちゃんが、私達が出産祝いにと送った赤ちゃん服を着せてくれていて、まきちゃんにもプレゼント、と送ったnaruseのギンガムチェックのカーゴパンツをはいてくれて、喜ばせてくれた。
子ども大好きな私達夫婦は、疑似親子体験を思う存分させてもらえて結構しあわせ。この上の写真のあと、花ちゃんはすやすやと、だんなはんの胸で眠りだんなはんは感動して涙がでそうになっていた。

弟は、東京でグラフィックデザインの仕事をしていて映画のチラシやらDVDのパッケージやらのデザインの仕事をしていたりする。naruseのロゴのデザインなんかもこの弟が考えてくれた。なかなか男前の弟で高校の時は(同じ高校へ通っていた)ミスターなんちゃらとかにも選ばれたりもしていた。
そんな弟も、今やなんだかちょっとオッサンみたいである。愛娘のいかに可愛いかをしゃべっている時はふにゃふにゃな顔になっている。その横で、ぐずる花ちゃんをあやすお嫁ちゃんまきちゃん。ときどき、肩をまわしたり首をコキコキと、やっている。やはりお母さんのほうが断然たいへんだね、こりゃ。
でもおばばバカじゃないけど、身内の子どもっていうのは本当に可愛いと思うものである。情がすぐにわくというか、不思議なものである。兄の子どもの一太くんのことも、ときどき考えては会いたいなあとしみじみ思う感じがある。2歳児くらいになるのが楽しみだなー。喋るころって本当かわいいね。どんな女の子になるのかなあ〜

人間のあかちゃんは、我が家はまだなのだけど、このこが来る予定。(まだだんなはん説得中)
イチローをもらってきたおうちが、子猫をみつけては保護している方でこの時期は子猫出産ラッシュなんだろうね。3匹保護していて、イチローのお母さんもこの家にいるというのでお母さんをみにいくつもりが、この子の可愛さにやられてしまった。足に怪我をしているみたいでエリザベスカラーを巻いていたのだけど、元気いっぱいだった。この鼻の横の模様。保護している人が、はなくそとよんでいた。
わたしひとりで見に行ったので、だんなはんに動画をみせたりして説得中。9割、飼う方向である。

と、遊んでいるばっかりみたいだけど、仕事も忙しい。
東京へ弟の赤ちゃんをみにいった翌日は、お店へ営業へもいく。だんなはんが一緒に話してくれてずいぶんと助かった。ひとりだとこうはいかないもの。資料つくりなんかもだんなはんがやってくれている。
靴下を一緒にチームになってやって以来、仕事の方向性なんかも一緒に考えてくれていて、最近ではだんなはんも私の仕事をライフワークとして考えていってくれているところが、大変ありがたい。
先週末は、naruseの秋冬カタログの撮影もした。前回もお世話になった高原さんというカメラマンと、モデルちゃんはだんなはんの妹のまゆちゃんと、だんなはんのもと同僚だった高井さんという素敵な女性にお願いし、今回は3人(わたしもいれて)でnaruseの服をきて、写真を撮ってもらった。
だんなはんがお話を考えて、カタログ絵本みたいな感じの構成である。とっても大変だったけど、とっても楽しい一日だった。9月にwebにアップ予定。楽しいカタログになりそう。

昨日は名古屋の取り扱い店の方が、秋冬サンプルをみにやってきてくれる。
最近は、取材やサンプルを見に仕事関係の来客にも慣れてきて、そのたびに家が強制的にちょっときれいに片付けられる。だれもこないとぐちゃぐちゃだもんな。
でもわざわざこうやって来てくださるなんて、本当にありがたいな。発注もたくさんつけてくださる。ありがとうございます。
今日は京都のほうへ1件、靴下を一緒に作ったエップヤーンのおふたりとだんなはんと私とで営業にいく。
ひとりだと絶対(絶対というのもおかしいけど)行けないのに、みんなが一緒だとなんだか楽しいイベントのよう。うまくいってもいかなくても、あんまり落ち込まない。でも一生懸命がんばろう。と思う。
こうやって思える環境があることに、本当に感謝である。ひとりで頑張っていた時期があったからこそ余計にそう思うんだろうな。

09.6.12 あきふゆ展示会おわる。

昨日まで木テーブルで開催していた、店舗バイヤー向けの秋冬展示会がおわった。
たった3日間だったけど、準備たいへんだった〜
でもおかげさまで、新作好評だったと思う。お忙しい中、遠方のお店の方も足を運んでくださり、本当にありがとうございました。予約制にしたので、ゆっくりお話することができてよかった。
店頭では、靴下は8月中旬頃、洋服のほうは、9月初めから末にかけて順に並ぶ予定。webでのスタートは9月中旬くらいからになる予定。木テーブルで、また秋冬個展もさせていただくので、(9/18〜27)楽しみにしていてくださいね。木テーブルの佐々木さんにもたいへんお世話になった。どうもありがとうございました。
秋冬より新しい取り扱い店舗も、あらたに2つ加わる予定。
関西で、展示会をしているので関西エリアのお店は少しずつ増えていっているのだけど、関東方面がなかなか。関東のお店でもお取り扱いしてもらいたい。ともずっと思っているのだけど、東京で展示会をだす勇気がなかなか出ず、しかも苦手な営業をする勇気もなく、なんとなく受け身できてしまった。
でも、一緒に靴下を作った糸メーカーのエップヤーンさんが、作った靴下の営業にまわってくださっているのだ。わたしが、こんなお店で置いてもらえたらいいな。と思っているんです。。というところに、早速もう営業へいってくれている!ありがたすぎる・・
でもデザイナーみずからも、頑張らなくては進まない話もあるので、やっぱり受け身だけではいけない。勇気がいる時がきてしまった。気がちいさい性格よ、なんとかならないものかね。。。

でも今日は、ひさしぶりに家でゆっくりした一日だった。
ひさしぶりに、夕ご飯もつくる。ここ数日はもう全然つくれなかった。昨日なんか、深夜に夫婦で王将へいって餃子とビールである。なんだか駄目駄目な感じがする。。今日は掃除もひさしぶりにして、すっきり。やっぱり家のことも大切だなあー。と、改めて思ったりする。掃除のあとは、ちょっと昼寝した。
ひさしぶりに作った夕ご飯は、高山なおみさんのレシピのゴーヤのさらさらカレー。ナンプラーや味噌をいれて、アジアンテイストの味で、すごくおいしかった。やっぱり家でつくるといいもんだね。
徐々に、またいつもの日常に戻っていかなくてはな。
展示会中も、時間的にはそんなに拘束されているわけではないのに、なんだか家に帰るとぐったりとしてしまっていた。外で働きながら、主婦もしている女性ってすごいなあ。と思う。みなさん、お疲れさまです。

さて、naruseでは縫製を手伝ってくれている東さんとひそかに楽しい企画を進行中。
秋冬カタログの撮影も、もうすぐ。また気合いいれて、がんばるぞ。そして営業もがんばるぞ。(どきどき)

09.5.27 naruseあきふゆ展示会

6/9から11日までの3日間、naruseの秋冬展示会をいつもお世話になっている木テーブルさんで開催する。
今回から、新作展示会は店舗さん限定でおこなうことにしている。
秋冬の新作サンプルが先日、縫製をお願いしている東さんからいっきに届く。どれもとてもいい出来。
いつもいつも丁寧な仕事をしてくれている彼女には、頭がさがる。昼間、普通のお仕事をしながらお休みの日などに、作ってくれているので結構展示会前はわたし以上にハードな日々がつづいていたんだと思う。
いつも本当にありがとう。

秋冬ものの撮影会の予定なども、すすめている。今回も、前回おねがいしたカメラマンの高原さんに撮っていただくことになった。モデルさんには、だんなはんの妹のまゆちゃんともうひとり、前々からお願いしたいなと思っていた方に、だめもとでお願いしてみたら、こころよく受けてくださることに。彼女は、だんなはんの仕事仲間でもあり、naruseのお客様でもある方で、いつも個展にきてくれる時にnaruseを着てくれているんだけど、とてもすてきに着てくださっている。だんなはんも私も前々から彼女のファンである。
今回はスタジオをお借りして、だんなはんのお話をもとに撮影をしていくという流れにしている。だんなはんのお話がまだなんだけど。
だんなはんは、昨日ipodクラッシックというのを買って昨晩は興奮して朝方までいじっていたらしい。どんな曲いれていたのか?ときくと、ジブリの鈴木さんのラジオが無料できけてね・・!と、目のしたにクマがある顔で、うれしそうだった。

そんなipodを買った昨日は、昼からだんなはんと一緒に奈良の靴下工場へいってきた。糸屋のエップヤーンの筒井さんと中川さんという方に、毎度待ち合わせをして、車で1時間程かかるところまで連れていってもらっている。
靴下工場は、米田靴下さんというおうちの敷地の中に工場があるようなちいさな靴下工場である。
靴下は、最終段階まできていてあとはほんの微調整というところまできている。
いくと、早速試作で作られた靴下がずらりと揃っている。いつもこの瞬間がたまらなく興奮する。
とっても、いい。きれいな色の靴下ができていた。柄もいい。
女性はわたしだけなので、わたしが試作品をつぎつぎとはいて、はき心地や、長さ、柄の位置などをみんなで見ながら、意見を交換しあう。今回はこれで完成!というものが多かった。
靴下つくりに関わらせてもらって、靴下の構造というものをはじめて知るのだけど、靴下というのは上糸と下糸が違う種類の糸で構成されているものらしい。今回わたしたちが作っている靴下には、上糸にエップヤーンさんのリネンやコットンウール糸をつかい、下糸は伸縮性のあるナイロン糸をいれる。下糸に上糸と違う色をいれると、少し表面に下糸が透けてみえることがあって、上糸の色のよさを消してしまったりするんだけど、ときに予想外に、いい色合いとなることもある。
この予想外のよい結果がでたときって、なんだかとても楽しいのだ。


これから色展開をしていく。ベイジュ系が増える予定。
展示会まであともう少し。
まだバッグやら、小物やらがまだである。資料作りもまだ途中。靴下の販売方法や資料つくりなどもまだとちゅう。やらなくてはいけないことが山積みなんだけど、ひさびさにちょっと燃えているような気がする・・
豚インフルだけには、かからないようにせねば・・。若いこしか、かからないという噂もあるけど。

09.5.21 売れない理由

naruseの今年の春夏もの、大好評だった。今までで一番の売り上げになったと思う。
お買い上げくださった皆様、本当にありがとうございます。こんな不景気なときに、けして安くはない服なのに。おかげさまで秋冬ものも、いろいろと作ることができそうです。がんばります!

今回の春夏ものは、取り扱い店舗が増えたということもあり、ちょっと思い切ってたくさん作ってみたので、去年みたいに人気アイテムが売り切れで買えないということには、ならなかったのだけど、でもちょっと作りすぎてしまったみたい。この売り切れでないというのが、欲しい人の心をくすぐることになるのにね。ちょっとやりすぎた。
昨日、集計をだしてみたところ、今回一番人気だったアイテムは裾で切り替えがあるリネンワンピースのブラック、そのつぎにベイジュのほう。あとは、刺繍のブラウスのベイジュとつづく。
個展で一番人気だと感じた、サロペットスカートは意外とそんなに数はでていないことが判明。webでのオーダーは少なかったみたい。ボトムは試着しないと不安というのがあるもんね。こちらは、店舗や個展での売り上げが大半だった。集計してみると、わかりやすく傾向がわかる。
集計、実は今まで全然したことがなかった。お恥ずかしい限り。なんとなくこれが一番人気。と思っていても、こうやってきちんと集計してみると、意外とちがっていることがわかる。
それにしても、エクセルというソフト。なんてすごいソフトなんだ!感動しちまったよ。

さて、そんな中上の2点のブラウスとロングワンピースが全然人気なし。なんでだろう。
個展やお店では、ちょこちょこ売れているみたいなんだけど、webでのオーダーがまったくのゼロである。
わたし的には、とても気に入っているアイテムなんだけど。
なんだかアトリエにたくさん残ってしまっているこのブラウスをみて、ちょっとかわいそうになってしまったので、こうやって紹介することにした。

わたしが個人的に気に入っている理由は、この麦わら帽子との相性がいい色合いというところ。ブルーがかった綿麻素材で、薄手なので真夏なんて汗っかきで暑がりな私には、重宝しそう。という思いから、この生地をえらんだ。そして、袖つき。二の腕が細くないわたしには、袖つきの薄手ブラウスで腕の細いところしか見えない長さというのが、ポイントになる。
服をつくる前、真夏に着る服選びはほんとうに大変だった。五分丈くらいの袖の薄手の服でかわいいものって、あんまりみつけられなかったのだ。ノースリーブは、着たいけれどなんだかそわそわして落ち着かない。七分だと暑い。丈も重要で、パンツにもスカートにもあう丈ってあんまりなかった。
わたしのデザインする服は、ものすごくデザインがこっているわけでもなく、シンプルすぎるわけでもないと思う。ちょっとしたところに、デザインがある服が個人的に好きなので、そのちょっとしたところで遊んでいる。
よくみると、ウエストのところに飾りステッチがたくさんはいっているとか、後ろに釦がついているとか、釦選びも、かなり時間をかけてえらぶ。ダイナミックなデザインの服じゃないのだけど、日常でちょっとだけ特別感をもって着れて、しかもちょっとだけスタイルがよく見える服。というのがコンセプトになっている。おしりがきれいに見えるパンツやスカートとかね。
写真のブラウス、ワンピースの詳細は、こちら。
ブラウス http://atelier-naruse.com/na02012.html
ワンピース http://atelier-naruse.com/na03013.html

最近のわたしの流行りは、ネックレス。上のブラウスにかけているネックレスは、市販のお洋服の飾りでついていたボンボンレースを、服からはずして使っている。このボンボンレース、意外に使い道がいろいろとあって、ジーンズのベルトかわりにしたり、バッグにちょっとかけてむすぶだけで、なんだかちょっとおしゃれになる。
最近やっと髪の毛ものびてきたので、帽子のおしゃれもたのしい。麦わら帽子は、3つも持っていて、この写真のものはさいきん購入したもので、grisというブランドのもの。後ろのつばが折れ曲がっていて、こぶりなので街中でも気軽にかぶれるのがいい。

さて、靴下つくりのつづきでは今いろんな柄や切り替えの靴下のサンプル作りまできている。
先週、今回で2度目になる奈良の靴下工場へ行ってきた。いくつかのサンプルができていて、実際にわたしがはきながら、はき心地を確かめたり、柄の位置を修正したりする。
写真は、オリーブ色のベルギーリネン糸で編んだ靴下。ハイソックス。柄の糸はもう少し生成りに近い色がはいることになりそう。配色ではベイジュもある。
リネンの質感がとてもよくって、ちょっとくしゅらせてはいてほしいな。と思っている。
あと、コットンウール糸を使ったものや、リサイクルコットンを使った靴下もある。どれもとても肌触りがよくてきもちがいい。素材がいいと全然ちがうもんだね。
靴下は、消耗品という既成概念がなくなる商品になれば。と思っている。長く大切にはいてもらえるような靴下ができたらいいな。糸屋さんであるエップヤーンさんの糸に対するこだわりや愛情が、ベースにある今回の靴下つくりだけど、チームになってものつくりをするって、なんて楽しいのだろう。
真剣にものづくりに携わっている方と仕事を一緒にするのは、毎回とてもいい刺激になる。今回の靴下つくりを機に、自分の中でもの作りに対する何かが確実に変わっているというのがわかる。
いい出会いを与えていただいたことに、本当に感謝である。

靴下レポート、またつづく。